『本日のニュース』

おはようございます。WEB担当の久保田です。

本日のニュースです。

【歴史】

聖徳太子の父、用明天皇の宮殿跡など発見か

奈良県橿原市で、日本書紀や万葉集に登場する「磐余池(いわれいけ)」の堤とみられる遺構と大型建物跡(6世紀後半)などが出土したと、市教委が15日発表した。

大型建物跡は聖徳太子の父、用明(ようめい)天皇の宮殿との見方がある。これまで飛鳥時代(7世紀)より古い天皇の宮殿は確認されておらず、この発見が6世紀以前の都の実態を解明する重要な手がかりになりそうだ。 一帯は大和三山・天香久山(あまのかぐやま)の北にあたる藤原京跡の一角で、地形や「池」のつく地名の多いことなどから磐余池の候補地とされていた。10月から道路工事に伴って発掘したところ、長さ81メートル、幅8メートル、高さ2メートルの堤跡を確認した。

周辺の地形などから、堤は「へ」の字状に延び、最大幅55メートル、高さ3メートル、長さ約330メートルと推定される。複数の谷の水をせき止め、南北約600メートル、東西約700メートルの範囲に、面積8万7500平方メートルの池を形成したらしい。平安時代までは存在したとみられる。 堤の上には、大型建物跡(東西4メートル、南北17・5メートル以上)など建物跡6棟のほか、塀跡2列が見つかった。

【サイエンス】

高校生が古代ゾウ化石発見―進化解明につながる―

ミュージアムパーク茨城県自然博物館は15日、水戸市の私立高校に通う男子生徒が、古代ゾウの頭骨化石の一部を同県常陸大宮市で発見したと発表した。同種の頭骨化石は宮城、山形両県でも見つかっているが、今回の化石には今まで見つかっていない頬の骨などが残っており、学術的価値は高いという。

発見したのは、同博物館のジュニア学芸員として活動する水戸葵陵高校2年の星加夢輝さん(17)。今月11日午後、常陸大宮市の崖で一人で地質調査中、岩肌から露出した化石を発見。

連絡を受けた同博物館と茨城大のスタッフが確認したところ、約1600万年前に生息していたゾウ「ステゴロフォドン」の頭骨化石の一部と判明した。  地質学などを専門とする茨城大の安藤寿男教授(55)は「同時期の東アジアのゾウがどう進化したのか、解明につながる。日本で一番いい標本だと思う」としている。

【地方】

鬼のように強い子に 山口・萩で伝統のたこ作り

日本海に浮かぶ山口県萩市の離島・見島で、島伝統のたこ「鬼揚子(おにようず)」作りが進んでいる。

赤、青、黒の3色には魔よけの意味があり、長男が生まれた家に年末、知人や親戚が集まって作り、正月に子どもの成長を願って揚げる。本来は畳6~8枚分の大きさだが、島に住む多田一馬さん(63)は農業の傍ら、例年、依頼に応じて小さいサイズも作っている。「鬼のように元気で強い子に育ってほしい」との願いを込めて。

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