『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【スポーツ】

村田が巨人入団「来年は30本を打ちたい」

巨人は13日、DeNAからフリーエージェント宣言した村田修一内野手(30)の入団を発表し、東京・内幸町の帝国ホテルで記者会見を行った。
契約金を含め、総額5億円(推定)の2年契約。背番号は「25」に正式決定した。

村田は移籍決断の理由として、何度も優勝争いへの思いを口にした。今年、横浜スタジアムで中日のリーグ優勝決定の瞬間を目の当たりにし、「あの(胴上げの)輪に入ってみたいと思った」という。さらに、「野球に興味を持ち始めた子供から『パパ、打ってね』より『勝ってね』と言われることが多く、試合に勝つことが大事だと考えた」。

記者会見に同席した原監督は「3番・長野、4番・阿部、5番・村田で戦い抜けたら理想的」と話し、村田に「打率3割、30本塁打、100打点を狙うそうです」と水を向けた。これを受けて、村田は「貢献するには打点が重要。打点を稼ぐにはホームランが最高の形。来年は30本を打ちたい」と目標を掲げた。

【スポーツ】

バドミントン女子・奥原希望が最年少V

全日本総合選手権最終日(代々木第2体育館)―各種目の決勝が行われ、女子シングルスは、4連覇がかかる広瀬栄理子(パナソニック)が急性胃腸炎で棄権し、奥原希望のぞみ(埼玉・大宮東高2年)が16歳8か月の大会史上最年少で優勝した。

男子シングルスは田児賢一(NTT東日本)が佐々木翔(トナミ運輸)を下して4連覇。混合ダブルスは池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)が初優勝した。男子ダブルスは平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)が3連覇し、女子ダブルスは高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が初優勝を飾った。

【エンターテインメント】

<ニンテンドー3DS>累計300万台を突破 初代DSと同じペースに

任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS(3DS)」が2月26日の発売から42週目で累計300万台を突破したことが、ゲーム雑誌大手のエンターブレインの調べで分かった。3DSは発売後、売れ行きが鈍化したが、12月に「モンスターハンター3(トライ)G」(カプコン)や「マリオカート7」(任天堂)といった人気タイトルが登場したことが起爆剤となって持ち直し、初代「ニンテンドーDS」と同じく発売42週目で300万台を突破した。

3DSは、発売初週こそ約37万1000台を売り上げたが、人気タイトルの不足や発売直後の3月11日に起きた東日本大震災の影響もあって、その後は苦戦を強いられ、累計100万台を突破したのは13週目で、4週目に大台を突破した「ニンテンドーDS」に遠く及ばなかった。8月11日に1万円の値下げが行われた際は1週間で約21万4000台を売り上げて復調の兆しを見せ、1日には「マリオカート7」が発売され、1週間で約21万6000台の売り上げを記録。10日には「モンスターハンター3G」が発売され、1週間で約37万8000台を売り上げ、発売初週の記録を更新し、累計販売台数を約323万7000台とした。なお、ニンテンドーDSの2代目「DS Lite」は20週、3代目でカメラを搭載した「DSi」は40週で300万台を記録している。

「モンスターハンター3G」は発売2日で約47万1000本、「マリオカート7」は発売初週で約45万2000本の売り上げを記録している。調査はファミ通データ協力店3600の売り上げデータをもとに集計した。

【サイエンス】

ふたご座流星群、14日夜ピーク

クリスマスを前に、天文ファン必見の天体ショーが繰り広げられる。毎年恒例のふたご座流星群が、米国時間12月13日から14日にかけての深夜(日本時間14日夜から15日未明)にピークを迎えるのだ。

2011年のふたご座流星群では、色とりどりの流れ星や特に明るい火球が夜空を彩るとみられている。だがこうした華やかなショーを目にできるかは、観測タイミング次第とのことだ。

「観測に最も適した時間帯は、月が出る前で空がまだ暗い、世界各地の現地時間で午後9時前後だろう」と、シカゴにあるアドラープラネタリウムの天文学者ゲザ・ギュク氏は述べている。満月を過ぎて間もない月が昇ると、比較的暗い流星はその明るさに隠れて見えなくなってしまうからだ。

晴天に恵まれれば「北東の方角を向き、まだ地平線近くの低い位置にあるふたご座から発する流星を観測することができる。ふたご座はこの流星群の放射点で、名前もこの星座からとられている」とギュク氏は説明する。

ギュク氏によると、「もう1つの観測に最適なタイミングは、14日(日本では15日)の早朝、世界各地の現地時間で午前2時ごろだ。この時、流星群の放射点は天頂近くの高い位置に達する」という。

「この時間帯に観察する場合は、月の光を避けるために西を向き、天頂付近から流れ落ちてくる流星を探すのがお勧めだ」。

同流星群のピーク時には、都市郊外でも1時間あたり30~40個の流星を確認できる。周囲に街の明かりがない場所であれば、1時間あたり最大100個の観測も可能だ。

これほど大量の流星が発生するにもかかわらず、ふたご座流星群は8月のペルセウス座流星群ほど大々的に取り上げられることは少ない。これはおそらく、12月という発生時期がクリスマスシーズンに近く、ほぼすべての流星が観測可能な北半球では寒い時期にあたることが理由とみられる。

寒さをものともしない天文ファンに対して、ギュク氏は暖かい服装をしてリクライニング機能を持つデッキチェアを用意し、ある程度長い時間観測を続ける心づもりで臨むようアドバイスしている。

「流星の観察には忍耐も必要だ。また、何人かで見ると観測しやすくなる。友達を誘い、誰かが見逃した流星を他の人が確認できるようにするといいだろう」。

◆光る時間が長く、見つけやすい流星
流星群のピークは数時間しか続かないが、ピークを挟む1週間ほどは、数十個の流れ星が観測できるはずだ。
ふたご座流星群は比較的動きが遅く、他の流星群の流星と比べると、その速度は半分以下だ。「つまり、ふたご座流星群の流星は空をゆっくりと横切る傾向にあり、目に留まりやすいということだ」とギュク氏は解説する。
しかも満月を過ぎた月の光が輝く空でも、ふたご座流星群は観測者が驚くようなショーを見せてくれるかもしれないとギュク氏は話す。
ふたご座流星群では、これまでにも火球の出現が確認されている。火球は爆発を伴うこともあり、平均的な流れ星よりはかなり明るく輝く。
さらに、ふたご座流星群は他の流星群と比較しても非常に色彩豊かで、黄色が混じるほか、時には赤、緑、青といった色の流れ星も観察できるという。

◆謎の天体を発生源とする流星群
流星群のもとになる粒子は、そのほとんどが砂粒ほどの大きさで、高速で地球の大気圏に突入し燃え上がり、周囲の空気を非常に高い温度にまで加熱するため、特徴的な筋状の光を短い時間放って消える。
毎年出現する流星群のほとんどは、通過する彗星が残した破片の雲の間を地球が通り抜け、短い期間に何トンものちりが地球上に降りそそぐために生じる。
しかしふたご座流星群の独特な点は、毎年出現する流星群としては唯一、小惑星状の天体ファエトン(3200 Phaethon)が母天体と考えられていることだ。

1983年にNASAの衛星に発見されたファエトンは幅約5キロの微小な天体である。公転周期は1年半で、軌道はふたご座流星群の出現時期とぴったり合致しているため、流星群の母天体の第一候補と目されている。
氷が主成分の彗星と違い、ファエトンは太陽に近づいてもガスを放出せず、天体の破片からなる目に見える尾が発生することもない。しかしこれは、太陽に頻繁に接近したため、その強烈な熱でファエトンの表面全体が焼かれたためではないかとギュク氏は述べている。

加えて、比較的最近になって、太陽に近づくとファエトンが通常以上に明るくなることが確認されており、これはファエトンの内部にいまだに保持されている凍ったガスが放たれて起きる現象とも考えられている。
そのため、小惑星という認識が一般的なファエトンだが、「実際には活動をほぼ休止した彗星に分類した方が適切かもしれない」とギュク氏は指摘している。

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