おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「準決勝サントスと対戦・柏PK戦モンテレイ制す」
サッカーのトヨタ・クラブワールドカップ(W杯、読売新聞社協賛)は、愛知県の豊田スタジアムで準々決勝2試合が行われ、開催国代表の柏(日本)は北中米カリブ海代表のモンテレイ(メキシコ)と対戦、1―1のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦で競り勝った。
柏は14日に南米代表のサントス(ブラジル)と準決勝を戦う。
柏は2分に最終ラインが裏をとられたり、11分には右サイドをえぐられるなどモンテレイの多彩な攻めに翻弄された。
徐々にぺースをつかみ始めたが、41分の工藤のシュートはGKの正面をつき、前半終了間際の田中のヘディングシュートもゴール左にはずれた。
柏は53分、田中の右クロスをレアンドロが右足ボレーで決めて先制した。
しかし、その5分後に右クロスをスアソに足で合わされ追い付かれた。
83分の田中のヘディングシュートはGKにはじき出され、86分の酒井のシュートは大きくはずれた。
延長は、柏がボールを支配。同後半から工藤に代え林を投入したが、相手守備陣を崩しきれなかった。
準々決勝のもう1試合は、アジア王者のアルサド(カタール)が2―1でアフリカ代表のエスペランス・チュニス(チュニジア)を破った。15日の準決勝で欧州覇者のバルセロナ(スペイン)と対戦する。
大会には7クラブが出場し、決勝は18日、横浜国際総合競技場で行われる。決勝までの全試合は日本テレビ系列で生中継される。
【国内】
「今年の漢字は?!人々の予想は「悲」「災」「望」」
この1年の世相を表す漢字1文字を選ぶ恒例の「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催)が12日、京都市東山区の清水寺で発表される。東日本大震災や台風12号による紀伊半島豪雨など甚大な被害をもたらした災害が多発した1年。
一方で、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)でなでしこジャパンが初優勝するなど、列島を明るくする話題もあった。一足先に人々に話を聞くと、それぞれの思いが込められた1文字が浮かんできた。
■「絆」が優勢?
「悲」を挙げたのは、福島第1原発から約8キロの福島県浪江町に自宅があり、堺市で避難生活を送る吉川裕子さん(62)。「たくさんの命が失われたから」。
台風12号による豪雨で集落の半数の住宅が水没した和歌山県新宮市熊野川町能城地区の下阪殖保区長(65)も、同様の理由で「悲」を選び、「二度とあってほしくない」と話す。
悲しみが深い分、人と人とのつながりの大切さを実感した年でもあり、「絆」と予想した人が多かった。
節電が求められた今年、省エネアドバイザーとして活躍した奈良市の西田三千男さん(75)もその一人。「互いに助け合わなければ生きていけないことが分かったから」
このほか「災」「暗」などマイナスイメージの漢字が目につく中で、仙台市で被災し、大阪府吹田市の臨時職員として働く宇佐美龍王さん(20)は「望」を挙げた。
「想像を超える災害が起きたにもかかわらず、多くの人が希望を失わず前向きに生きる姿が印象に残っている」と話す。
■「私の1年」は
自分自身のこの1年を表す一文字を尋ねると、多彩な漢字が並んだ。
台風12号で大きな被害を受けた奈良県十津川村。自身の旅館も一時休業を余儀なくされた同村観光協会長の田花敏郎さん(59)は「災」と回答。「今の日本全体を表しているし、地元でもとんでもない災害のあった年」と語る。
史上最高値を更新した円高は中小企業を直撃。ものづくりの町、大阪府東大阪市にある金属バルブ製造会社「上田合金」の上田富雄社長(76)は、売り上げの悪化などから「悪」を選んだ。
一方、B級グルメの祭典「B-1グランプリ」でゴールドグランプリを獲得した「ひるぜん焼きそば好いとん会」(岡山県真庭市)の石賀幹浩会長(41)は「つらい境遇でも、おいしいものは人を笑顔にできる」と、「笑」に決めた。
■来年はどんな年に
新しい年には、思いやりや希望がつまる。
わさび火災警報装置の開発でユーモアあふれる科学研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」化学賞を共同受賞した滋賀医科大の今井真講師(49)は、「傍」に被災地への思いを込めた。「押しつけるのではなく、自然な形でサポートしていきたい。『傍ら』のイメージがあてはまる」
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加の是非が議論される中で、注目を集める農業。兵庫県姫路市の農業生産法人「夢前夢工房」代表の衣笠愛之さん(50)は「日本の農業のあるべき姿が見えてくるかも」と話し、来年は震災からの復興とともに農業の復活も願い、「復」とした。
原発事故により故郷を追われた吉川さんが選んだのは「進」。「何年かかってもいいから、ふるさとに戻りたい。その目標に向かって前進していきたい」。力強く決意を語った。
【コンピュータ】
「関東のドコモ通信障害」
NTTドコモの携帯電話で11日朝に通信障害が発生し、東京都、千葉、埼玉、群馬県の一部で電話がつながりにくい状態となった。
午後になっても千葉県全域と埼玉、群馬県の一部でつながりにくい状態が続いていたが、午後3時半に全面復旧した。同社は通信設備の故障が原因とみている。
同社広報部によると、障害が起きたのは「FOMA」で、午前6時頃から東京都と埼玉県の一部で電話がつながりにくくなった。
約1時間後に復旧したが、午前10時26分頃からは、千葉県全域などで同様のトラブルが起きた。電話がつながりにくくなった影響で、iモードでも一時的にインターネット接続やメールの送受信がしにくい状態になった。