おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【アート】
「フェルメール 常設展で公開へ」
世界的に人気の高いオランダの画家、ヨハネス・フェルメール(1632~75年)の初期作との説がある「聖プラクセディス」(1655年、個人蔵)が、東京・上野の国立西洋美術館に寄託され、17日から常設展で公開されます。
フェルメールの現存作品は40点弱と少なく、日本に常時公開する施設はないため、注目を集めそうです。この作品には、年紀と署名の一部とみられる文字が残り、同時代のイタリア絵画を模写した最初期の作品との見方があります。署名部分の解釈などを巡って否定的な意見も根強いが、2000年、大阪で開かれた「フェルメールとその時代」展にも出品されました。
14年7月にはフェルメール作品として、ロンドンでオークションに出品され、手数料込みで約624万ポンド(約11億円)で落札されました。同美術館によると、落札者は日本人で、同年秋に寄託の申し出があったそうです。
【話題】
「初のケロリン木桶…内外薬品」
銭湯でおなじみの広告付き湯桶おけ「ケロリン桶」を販売する内外薬品(富山市)が14日、長野県産木材を使い、初めて木製桶を発売しました。
原材料には、木曽地方のサワラを使用。南木曽町の木材加工会社「志水木材産業」が製造を手掛け、桶の底に内外薬品の看板商品である鎮痛剤「ケロリン」の焼き印をデザインしました。
桶は、直径約25センチ、高さ約12センチ。1個4000円(税別)で、まず東急ハンズ長野店と、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」で販売します。
【考古】
「福井で新種恐竜と判明 草食イグアノドン類の化石」
福井県立恐竜博物館は、2008年に福井県勝山市にある白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層で草食恐竜イグアノドン類の化石が見つかり、ニュージーランドの分類学専門誌で認定され、学名は発掘地にちなみ「コシサウルス・カツヤマ」と命名されました。
イグアノドン類は主に白亜紀(約1億4500万~6600万年前)に繁栄しました。今回と同じ地層からは、03年に命名された同類のフクイサウルスの化石が見つかっているが、眼球近くのくぼみや歯の裏側の形状から新種と分かったとの事。
恐竜博物館の柴田正輝研究員は「限られた地域に同じような種類の恐竜が共生できた理由はまだ分からない、今後の調査で解明したい」と話しています。