こんにちは。内勤事務担当の滝沢です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
前回のスタッフブログの続きをご紹介したいと思います。
台湾茶が種類も豊富で有名♪
富士山よりも大きい山脈が沢山あるのでお茶屋さんも沢山あるんですね。
台湾
・台北県周辺台湾北部に位置する坪林、木柵など文山一帯の産地。包種茶(清茶)や東方美人など、世界的に有名なお茶を産出しています。
・南投県周辺
台湾中部の山岳地帯南投県を中心とする高山性気候の地域で台湾烏龍茶の名産地。主な産地として鹿谷郷(凍頂山)、阿里山、杉林渓などがあります。この地域の烏龍茶は固い半球形に加工されます。凍頂烏龍茶、阿里山高山茶など台湾を代表する銘茶がこの地域で産出されます。
中国
・福建地方
福建省北部の武夷山と中部の安渓山が主な産地で、中国の中でも銘茶の産地として有名です。日本で人気の高い武夷岩茶や、白茶の白亳銀針や、安渓鉄観音、正山小種などの銘茶を産出しています。
・広東地方
広東省東部の鳳凰山周辺が青茶の名産地となっています。鳳凰単叢が特に有名です。
・黄山・太湖地方
黄山周辺、長江下流に位置する安徽省、江蘇省、浙江省は、中国緑茶と紅茶の名産地。浙江省の龍井茶や、紅茶の九曲紅梅といった高級茶が生産されています。
・貴州・四川地方
亜熱帯性気候で気温・湿度が高く寒暖の差が大きいです。緑茶、黄茶が生産されています。
・雲南・広西地方
茶樹の原産地として知られる雲南省は、プーアル茶の名産地。
台湾茶の種類
清の時代の初期に福建省の茶樹が台湾へ移植されました。温暖な台湾の気候と地形による寒暖の差はお茶の生育に向いていたため、各地に広がりそれぞれの土地ならではの銘茶が生まれました。
台湾茶の歴史は中国と比較すると短いですが、栽培・製造の近代化によって高品質な茶葉が生産される様になり、高く評価されています。
銘柄・代表茶
凍頂烏龍茶:台湾南投県鹿谷郷で生産される。「凍頂」は、山の名前で、「烏龍」は品種名です。「凍頂烏龍茶」は、台湾国内はもとより海外でも逸品とされています。現在の栽培面積はおよそ2000ヘクタールです。軽い半発酵茶で、製造方法は包種茶と似ており、包種茶類に属します。
文山包種茶:「包種茶」は武夷茶の製法を模倣して、茶樹一本ごとに分けて加工し、出来上がったお茶を4両ごとに一包み詰めて、2枚の紙で四角いに包装し、お茶の名称と会社名を押印したことから、「包種」または「包種茶」と呼ばれています。台湾の南港、文山などの地区にも栽培地が広がりました。 文山地区は台北県の「新店」、「坪林」、「石碇」、「深坑」、「汐止」、「南港」などを含み、およそ2300ヘクタール、茶畑は標高400m以上の山岳地帯に位置しています。「坪林」地区の気候は最も包種茶に適しており、品質が優れていることから、高く評価されています。
東方美人茶:東方美人茶は半発酵茶の中、もっとも発酵が深いお茶です。白い新芽が多く含まれていることから「白毫烏龍茶」とも称されています。夏茶が栽培される期間にウンカ(小緑葉蝉、浮塵子)と呼ばれる小さな虫に樹液を吸われ成長が遅れてしまった茶葉から作られた特別な風味の烏龍茶です。産地としては新竹県の「北埔」、「峨眉」、「竹東」及び苗栗県の「頭屋」、「三灣」、「南庄」、「獅潭」が産出量が比較的多く、品質も優れています。
木柵鉄観音:中国茶の宝と言われる鉄観音は元々福建安溪で生産されていました。木柵は原産地安溪の土質と気候などが近いため、品質が優れています。茶葉が乾く前に布に包み、手でその布を回しながら揉捻し、さらに籠に入れて茶葉の形がしっかりと曲がるまでゆっくりと焙煎します。
高山茶:高山茶とは、標高1000m以上の茶園から生産された半球型包種茶です。台湾で標高1000m以上の栽培地としては、「阿里山山脈」、「玉山山脈」、「雪山山脈」、「中央山脈」、「台東山脈」などです。気候は夏でも涼しく、朝晩は雲や霧が覆 っており、平均の日照も短いため、茶樹の芽や葉に含まれている苦みや渋みの成分(カテキンなど)が少ないのです。そのため高山茶は翡翠のような美しい緑色をしています。味、口当たりが良く、濃厚な味わいがある一方、香りはとても上品です。2煎目、3煎目と何度も入れると、茶湯の色が緑から黄色に変わるのも特徴のひとつです。
発酵度・茶種
代表茶・主産地
不発酵茶:緑茶
(台湾)龍井茶 Long jing cha :台北県三峡鎮
(台湾)碧螺春 Bi luo chun :台北県三峡鎮
半発酵茶:包種茶
文山包種茶 Wen shan pau zhong cha:台北県坪林文山区
凍頂烏龍茶 Dong ding oolong cha :南投県鹿谷郷
高山茶 Gao shan cha :嘉義県阿里山郷
四季春 Si ji chun cha :南投県鹿谷郷
翠玉 Cui yu cha :南投県(名間、松柏嶺地域)
金萱(台茶12号・2027・27)Jin xuan :南投県鹿谷郷・竹山鎮
鉄観音 Tie quan yin :台北市木柵区
半発酵茶:烏龍茶
東方美人 Dong fang mei ren
[別名]白毫烏龍(パイホゥウーロン)
香檳烏龍(シャンピンウーロン)
椪風茶(ポンフォンチャ)
福寿茶(フゥーソウチャ)
五色茶(ウースウチャ)
台湾茶の句
台湾では季節に合わせて、春茶から冬茶の4シーズンに分かれます。
各品種には春・夏・秋・冬、各々特徴があります。春茶は芳しい香りがあり、冬茶は喉韻があります。特に烏龍茶は、春と冬との季節に生産された茶の品質が比較的優れています。夏・秋には茶葉の香りは春茶ほど強くないですが、カフェインが多く、強い濃厚なお茶を作るのに適しています。この時期は、重発酵茶と全発酵茶を生産するのに適しています。
●春茶 3月中旬~5月中旬
まさに新茶の味わい。
鮮やかな緑色の茶葉は柔らかく、肉厚の茶葉から立ちのぼる清々しくもかぐわしい香り。
●夏茶 5月下旬~8月中旬
夏の季節に育つ茶葉にはタンニンが多く含まれており、茶芽も比較的大きい。
カフェインが多く、強い濃厚なお茶を作るのに最適。
●秋茶 8月下旬~10月中旬
いわば春茶と夏茶の中間で、若干の渋みに淡白な味わいが特徴。
さわやかな香りの余韻と、しっかりした味わい。
●冬茶 10月下旬~12月上旬
秋から冬へと変化した、凛とした清々しい香りを包み込んだお茶です。
春茶ほどの芳醇さはないのですが、その代わりに柔らかさとまろやかさは絶品。
中国茶の種類は大きく6種類に分かれます。
「緑茶」、「白茶」、「黄茶」、「青茶」、「紅茶」、「黒茶」、これらは茶葉の発酵度によって、分類され、さらに着香した「花茶」を加えて、7種類に分類する事もあります。
中国茶の種類
分類・特徴・代表茶
春緑茶:不発酵茶。酸化させずにつくる。
一般的には釜で炒って酸化酵素の働きを抑える。
水色は淡い黄色。渋みが少なく、淡い風味。
・西湖龍井
・碧螺春
・高橋銀峰
・南京雨花茶
白茶:弱発酵茶。
水色は黄色。甘い香りがする
・白毫銀針
・白牡丹
・寿眉
黄茶:弱後発酵茶。緑茶を微生物発酵させたもの。
茶葉が黄色く、フルーティーな香り。
・君山銀針
・黄大茶
青茶:半発酵茶。いわゆる烏龍茶のこと。
摘んだ茶葉を日光にさらす際に青っぽく見えることから 青茶と言われる。
紅茶:完全発酵茶。
インドやセイロンティーと比べて渋みが少なく、甘い香りがする。
・鉄観音茶
・烏龍茶
・キーマン
・正山小種
黒茶:後発酵茶。緑茶を微生物発酵させたもの。
独特の熟成香と深い水色。
・六安茶
・雲南茶
花茶:茶葉に花の香りをつけたもの。
ベースは緑茶や青茶が多い。
・毛峰香片
・菊花
・茉莉花茶
・バラ茶
地ビール 台湾ビールもありました!
キリンビールに似ていて飲みやすいと思ったら、キリンでした(*^_^*)
その町や、お料理によって飲み物も変える方がいいですね。
台湾ビール(たいわんビール、中文:台灣啤酒=タイワンピージュウ、英文:Taiwan Beer)は台湾の台湾タバコ酒類専売公司が醸造・販売しているビールで、台湾最大のビール・ブランドである。
歴史
1920年、日本の台湾領有下において高砂麦酒が台北州にビール工場を設立し、「高砂麦酒」(たかさごビール)を販売開始。台湾島内における初のビール醸造事業となる
1933年、当時の台湾総督府専売局の専売品となる
1945年、「台湾ビール」と改名
1949年、台湾省タバコ酒類公売局の所有となり、ビールは中華民国政府の専売品となる
1975年、「建国ビール工場」となる
1977年、国際ビール賞を受賞
2002年、台湾タバコ酒類公司となる。Brewing Industry International Awardsを受賞
2010年、第16回アジア競技大会(中国・広州)の正式パートナー
台湾の居酒屋さんを発見して入りました。
安くて、料理の量も沢山食べれて楽しいひと時でした。
そして、綺麗な定員さん!!
この続きは次回へ(^_^)/