おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【話題】
「力強く昇れ 12年の干支、辰のお守りづくり最盛期」
来年の干支(えと)「壬辰(みずのえたつ)」をかたどった一刀彫のお守りの箱詰めが、三重県伊勢市の伊勢神宮近くで最盛期を迎えている。愛知県岡崎市の彫刻家、山下清さん(57)の「青雲に威風堂々と力強く立ち昇る辰の姿を表現した」という意図が込められている。
山下さんの見本を元に、伊勢市周辺の彫刻師20人が、神宮林の間伐材のクスノキを使って今春から彫っている。モミ材の箱に詰める作業は、神棚などをつくる神宮司庁の第二奉製所で9月に始まり、年内いっぱい続く。
【社会】
「“社員食堂本”で話題のタニタ、昼食専門レストラン開業」
健康機器大手のタニタ(東京都板橋区)は21日、カジュアルダイニングを展開する「きちり」(大阪市)と業務提携し、レストラン事業に参入すると発表した。東京・丸の内に来年1月、「丸の内タニタ食堂」をオープンする。
“ヘルシーランチ”として知られる同社社員食堂のレシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」が続編とあわせて累計420万部を突破、読者から「食堂を一般にも開放してほしい」との声が寄せられたことも後押しとなり、今回新たにレストラン事業への参入を決めた。
「丸の内タニタ食堂」は「丸の内国際ビルヂング」の地下1階にオープン。午前11時-午後3時のランチのみの営業で、同社社員食堂と同じ日替わり定食(800円)と、同食堂オリジナルの週替わり定食(900円)を提供する。いずれも1食あたり500キロカロリー前後で塩分は3グラム前後、野菜を150-250グラム使用している。
【サイエンス】
「アジとコイ、仲良く泳ぐ水槽完成…岡山理科大」
アジやエイといった海水魚と、ニシキゴイ、アロワナなどの淡水魚が一緒に泳ぎ回る不思議な水槽が19日、岡山理科大学(岡山市)に完成した。
12種約20匹が同居している。 工学部の山本俊政准教授が、海水の約60の成分を調べ、海水魚に欠かせない最低限の成分や濃度を解明。淡水に、ナトリウムやカリウムなど数種類をわずかに加えることで、海水魚も生息できるように工夫した。
お披露目には、同大学特別栄誉教授でノーベル化学賞受賞者の鈴木章さんも出席。興味深そうに見つめ、「初めて見た。すごいね」と感心していた。