おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「「増毛にいいって言うからね」孫オーナーもビールかけ」
(日本シリーズ第7戦 ソフトバンク3―0中日)ソフトバンクの日本一の優勝祝勝会がヤフードーム内の資材倉庫で行われ、ビール3000本と炭酸飲料400本が約15分で歓喜のシャワーと化した。
共同会見後の午後11時45分すぎに、選手会長の川崎が「やるんダ!勝つんダ!超えるんダ!日本一になったんダ~!」とチームスローガンになぞらえた乾杯の音頭を合図に、ナインは喜びを爆発させた。
内川は「世界一の幸せ者」と書かれたたすきをかけて登場。試合後は秋山監督に続いて胴上げされた孫正義オーナーは「監督、選手、王会長が一丸となって頑張った成果。見事な優勝」とナインを称えると、祝勝会ではゴーグルをつけて選手にビールをかけて回り「いやあ、気持ちいいねえ。ビールかけは増毛にいいって言うからね」とソフトバンクとしての初優勝にご機嫌だった。
【スポーツ】
「川澄も大野も決めた2人得点女王・INAC神戸が無敗V!」
なでしこリーグの今季最終戦、第18節の4試合が20日に行われ、前節に優勝を決めているINAC神戸はアウェーで福岡ANに4―1で勝利。13勝3分けの勝ち点42で無敗優勝を達成した。なでしこジャパンのFW川澄と大野がそれぞれ1ゴールを挙げ、今季通算12得点で得点女王の座を分け合った。川澄は初、大野は2年連続4度目。
最下位の相手に格の違いを見せつけた。序盤から主導権を握ったINAC神戸は前半15分、右CKをFW高瀬がヘッドで合わせて先制。6分後にMFチ・ソヨンが追加点を挙げた。同35分には前線へのロングボールに反応した川澄が、得点女王争いのライバル・大野とのパス交換から勝負を決定づける3点目を決めた。
後半28分、今度は川澄のお膳立てから大野がダメ押し弾。右サイドを突破した川澄がゴール前にラストパスを送ると、大野が右足ダイレクトで決めて、リーグ記録となる通算150得点を達成した。
【国内】
「民主最終案判明・共通番号制度のICカード導入「両論併記」」
国民一人一人に番号を付けて納税記録や年金、医療などの社会保障情報を管理する共通番号制度「マイナンバー」の制度設計に関し、民主党検討チームの最終案の全容が20日、判明した。原案段階では、健康保険証などの機能を1枚にまとめたICカードや、個人情報を確認できるインターネットサイト「マイ・ポータル」について、経費削減の観点から当初導入を見送る方針だったが、最終案では両論併記の形をとっている。
21日の党「社会保障と税の一体改革調査会」(会長・細川律夫前厚生労働相)役員会に最終案を提示し、22日の調査会総会での了承を目指す。検討チームは、共通番号制度の導入経費が約5千億円に上るため、ICカードとマイ・ポータルの当初導入の見送りで経費を約1100億円削減することを検討してきた。
最終案は、ICカードとマイ・ポータルそれぞれについて「懸念される論点の改善のための検討を慎重に行う」と慎重論を記す一方、ICカードについては「窓口での本人確認などで必要性が指摘されている」との推進意見も追加。マイ・ポータルに関しても両論を併記した。当初導入に積極的な総務省の意向が反映されたとみられる。
このほか、各省庁が持つ個人情報を一元化する「情報連携基盤」の所管を内閣府とすることを軸に検討するとした。
政府は平成27年1月の「マイナンバー」利用開始を目指している。
【サイエンス】
「古川さん、22日帰還=宇宙の5カ月半「早かった」」
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の古川聡さん(47)の帰還が、目前に迫っている。古川さんら3人が乗るロシアのソユーズ宇宙船は22日午前8時25分(日本時間同11時25分)、中央アジア・カザフスタンの草原地帯に着陸する予定。
宇宙生活は165日間に及び、連続滞在としては日本人最長となる見通しだ。
古川さんは外科医出身で、1999年に宇宙飛行士候補に選抜。12年間の訓練を経て、初飛行で船長補佐を務めた。長期滞在は若田光一さん(48)と野口聡一さん(46)に続き3人目で、連続滞在としては野口さんの163日を上回る。
古川さんは6月8日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から新型ソユーズの2号機で出発。滞在中は医師の経験を生かし、自分の心拍数や脳波などを測って診断する医学実験を担当したほか、がんの治療薬開発などにも従事した。また本人の強い希望で、東日本大震災の被災地との交信も積極的に行った。
滞在中の8月24日には、ISSへの物資補給船を搭載したソユーズの打ち上げが失敗。この影響で、当初16日の予定だった帰還日は22日にずれた。宇宙航空研究開発機構などによると、延期を知った古川さんは「それはいい。長くなっても構いません」「ぎりぎりまで実験ができるのはうれしい」と明るく話したという。
古川さんの日課の一つが、ツイッターの更新。地球の写真やISSでの生活の様子をつづった。帰還を2週間後に控えた8日には「この5カ月間毎日忙しく充実していましたが、振り返ってみると早かった! というのが実感です」とした上で、「いつもみなさまの応援に力づけられており、感謝」と締めくくった。