おはようございます。コールセンターの片倉です。
本日のニュースです。
【文化】
「与謝蕪村の水墨画 “蜀桟道図” 92年ぶりに見つかる」
江戸時代中期の俳人で画家の与謝蕪村(1716~83年)が描いた水墨画「蜀桟道図(しょくさんどうず)」が92年ぶりに見つかりました。鑑定した美術館「MIHO MUSEUM」(滋賀県甲賀市)が24日に発表いたしました。1922年に発刊された「蕪村画集」にモノクロ写真が掲載されて以降、所在が分からなくなり、「幻の名作」と言われていたものです。
作品は長さ167.5センチ、幅98.9セン、中国四川省北部に通じる険しい山や渓谷に造られた「蜀桟道」を旅人が行き交う様子が墨や岩絵の具で絹地に描かれ、蕪村が晩年に用いた雅号「謝寅(しゃいん)」という署名もあるそうです。
最近になってシンガポールの会社が所蔵しているという情報が寄せられ、今年5月に同美術館の岡田秀之学芸員が鑑定しています。山や樹木の精密な描き方や人物のユーモラスな表情などから蕪村の作品と確認したそうです。安永7(1778)年、依頼人に蜀桟道図を送ったとする蕪村の手紙の写しが残っており、この年に完成させたとみられるています。
藤田真一・関西大教授(国文学)は「冬の中国の自然の描き方や、旅人の表情に蕪村の作品の特徴がよく出ている。晩年の代表作で、蕪村についての研究が一層進むだろう」と話しています。
来年3月18日から東京都港区のサントリー美術館で、7月4日からMIHO MUSEUMで開かれる特別展「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」で展示される予定です。
【鉄道】
「東京駅開業100周年記念Suica 1万5000枚限定で発売」
JR東日本は、2014年12月20日に東京駅が開業100周年を迎えることを記念して、「東京駅開業100周年記念Suica」を発売します。1万5000枚限定で、価格は2000円(預り金500円含む)となります。
発売日は12月20日午前8時、東京駅丸の内南口ドーム内に専用ブースを設ける予定で、1人3枚まで現金で受け付けます。12月21日以降は、丸の内南口みどりの窓口で行う予定です。郵送販売はなく、売り切れ次第終了となります。
【話題】
「荒川河川敷・虹の広場で “足立凧まつり”―家族や地域とのふれあいの場に」
荒川河川敷・虹の広場(足立区千住5)で10月4日、「足立凧まつり」が開催されます。今年で15回目となります。区内小学校の児童が保護者と共に作成した凧の数々や全国の「日本の凧の会」各支部による大凧が荒川河川敷の空に揚げられます。区内の児童らに家族や地域とのふれあいの場を提供することが目的とのことです。
当日は児童を対象とした凧の審査会も実施します。出来栄えだけでなく、揚げている時の様子なども含めて審査され、足立区長賞をはじめとする各賞が授与されます。
会場では太鼓演奏・おはやし・ブラスバンド演奏・模擬店などの催しや「防災・救急フェア」「セーフティーフェア」「ふれあおう荒川展」も同時開催されます。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。