おはようございます。コールセンターの穂積です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「W杯 ドイツ7対1で勝ち3大会ぶり決勝へ」
サッカーワールドカップブラジル大会の準決勝、ブラジル対ドイツは、ドイツが7対1の大差で勝利し、3大会ぶりに決勝に進みました。
ブラジル南東部のベロオリゾンテで行われたこの試合、ドイツは史上初めて4大会連続の準決勝、一方のブラジルは、準々決勝でエースのネイマール選手が骨折し、さらに、ディフェンダーでキャプテンのチアゴシウバ選手が警告の累積で出場できず、攻守の要を欠いていました。試合は前半11分に、ドイツがコーナーキックからミュラー選手が合わせて先制しました。
ミュラー選手は今大会5点目で、得点ランキングトップのコロンビアのロドリゲス選手に1点差に迫りました。さらに23分には、クローゼ選手がワールドカップ通算16点目となるゴールを決め、歴代最多記録を更新しました。
このあともドイツは中盤でブラジルからボールを奪い、ゴール前に素早くパスをつないで、5分間で3点を追加し、前半だけで5対0と大きくリードしました。ブラジルは、チアゴシウバ選手を欠く守備陣がドイツの素早いパス回しに対応できず、ネイマール選手を欠く攻撃陣は、後半は16本のシュートをしましたが、ドイツのゴールキーパー、ノイアー選手を中心とした守りをなかなか崩せず、試合終了間際に1点を返すにとどまりました。
試合は、後半にも2点を追加したドイツが7対1で快勝し、準優勝した2002年の日韓大会以来、3大会ぶりの決勝進出を決めました。ブラジルは悲願の地元優勝の望みが絶たれました。
【歴史】
「京都 銅銭4万枚余入ったつぼ出土」
京都市中心部の土の中から、室町時代に埋められたとみられる4万枚余りの銅銭が入ったつぼが見つかりました。
このつぼは京都市下京区の駐車場だった土地で、ことし3月までに行われた発掘調査でおよそ50センチの地中から見つかり、室町時代のものとみられています。
つぼは高さ60センチ余り、直径50センチの陶器で、主に今の中国から輸入されて広く流通した「開元通宝」や「永楽通宝」などの銅銭50種類、4万枚以上が詰まっていました。このつぼを見つけた文化財の発掘調査を専門に行う会社によりますと、銅銭は現在の金額にすると500万円程度で、京都市内で見つかった銅銭としては最も枚数が多いということです。
銅銭が入ったつぼが地中から発見されるケースは、これまでに全国で200例ほどあるということですが、盗まれないよう保管していたという見方のほか、宗教的な儀式だという説もあり、目的ははっきりしていません。発掘に当たった企業の持田透調査員は「発掘したときはとても驚きました。こうした発見でつぼを埋めた理由が分かってくるのではないかと期待しています」と話していました。
【動物】
「小笠原で戦後初のアホウドリか」
小笠原諸島の無人島でことし5月、国の特別天然記念物「アホウドリ」とみられるひなが見つかり、東京都などがDNAを分析した結果、戦後小笠原で初めて確認された、アホウドリのひなである可能性が高いことがわかりました。
ことし5月、小笠原諸島の無人島「媒島」で、絶滅の危機にひんしている国の特別天然記念物「アホウドリ」とみられるひな1羽が見つかり、東京都と北海道大学は、ひなの羽毛と、近くに落ちていた親鳥のものとみられる羽について、DNAの分析を行っていました。
その結果、ひなの羽毛から母親の系統は、アホウドリであることがわかったほか、近くに落ちていた羽は、アホウドリの系統を持つオスのもので、ひなの父親とみられることがわかったということです。小笠原諸島では、戦後アホウドリの繁殖は確認されておらず、都と北海道大学は戦後小笠原で初めて確認されたアホウドリのひなである可能性が高いとしています。都は小笠原での繁殖を裏付けるため、10月下旬から始まる今シーズンの繁殖期にあわせて、さらに調査することを検討しています。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。