おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニューです。
【スポーツ】
「世界ランク24位!錦織圭・日本男子史上最高を更新」
男子テニスのスイス室内で準優勝した錦織圭(21=ソニー)が昨日に発表された世界ランキングで前回より順位を8つ上げ、日本男子史上最高を更新する24位となった。これまでは錦織が10月17日付で記録した30位が最高だった。自身の公式ブログで「20台…。もういい訳はできない(略)上にいくのに」とつづり、決意を新たにした。
錦織は7日にパリへ移動し、マスターズ・パリ大会1回戦で世界63位セルジー・スタホフスキー(25=ウクライナ)と対戦する。自身今季最後の大会で順当に行けば、2回戦で世界19位のビクトル・トロイツキ(25=セルビア)、3回戦でスイス室内の準決勝で逆転勝ちした世界1位のノバク・ジョコビッチ(24=同)と再戦する可能性がある。
「今は20位が目標」という錦織は4大大会などに続いて権威のあるマスターズ・シリーズに上位進出でポイントを稼げば実現可能となる。ただ、ジョコビッチも世界1位の座に懸けて2連敗は阻止したい。良き相談相手の松岡修造氏(44)から「世界一への夢、4大大会の優勝へスタートを切った」と励まされた錦織は再び世界を驚かすつもりだ。
【経済】
「<自動車減税>12年度の取りまとめ難航も賛否真っ二つ」
12年度税制改正論議の焦点となる「自動車減税」を巡る議論が過熱してきた。自動車業界トップがそろい踏みで記者会見し、減税を要望。財務省や総務省は財源確保のため減税には慎重で、賛否が真っ向から分かれる。消費税増税など大型の税制改正を控えて議論の時間は少なく、「12年度改正での取りまとめは難しい」(民主党税調幹部)との見方も強い。
現在は、自動車購入時の自動車取得税(自家用車は販売価格の4.5%、営業・軽自動車は2.7%)のほか、自動車重量税(車検ごとに重量に応じて課税)と自動車税(排気量などに応じて毎年課税)を負担。一定の環境基準を満たした自動車には、「エコカー減税」で購入時の取得税や重量税が50~100%、翌年度の自動車税が最大50%程度減免されるが、来年4月末までに期限が切れる。
これに対し経済産業省は「過大な税負担が国内市場低迷の一因」として、(1)取得税と重量税の廃止(2)環境基準を満たした場合の自動車税の優遇措置の拡充--を要望。実現すれば、約92万台の販売押し上げと36万人の雇用が創出されると試算する。
日本自動車工業会も、取得・保有の税負担は欧米の2.4倍~49倍と主張、志賀俊之会長(日産自動車最高執行責任者)は、「国内生産を持続できるかどうかの瀬戸際にある」と訴え、産業空洞化を避けるためにも減税が必要とアピールした。
ただ、減免税の規模は国税と地方税合わせて9000億円超に上り、税収全体(約2.7兆円)の約3割に及ぶ。政府は厳しい財政事情を受け、減税要望に対しては穴埋め財源確保を原則としているが、財源は示されていない。地方税の取得税、自動車税は11年度税収見込みが約2兆円と、自治体にとっては貴重な財源で、川端達夫総務相は「代替え財源とセットで提起してもらわないと議論はできない」と反発。財務省も「経産省の減税効果の試算は疑問が多い」(幹部)と指摘する。
自動車減税を巡っては、11年度税制改正大綱でも、エコカー減税の期限切れに合わせて「簡素化や負担軽減などを行う方向で抜本的な見直しを検討する」との方針が盛り込まれた。しかし、ガソリン税など自動車に関わる税制全体の体系をどうするかの議論を迫られる上、消費税増税などを控えて議論の余裕も少なく、「12年度改正はエコカー減税の延長程度で終わるのでは」(政府税調幹部)との見方もある。
【テクノロジー】
「ライブドアは「データホテル」に社名変更」
NHN Japanは7日、子会社であるネイバージャパンおよびライブドアとの経営統合を発表した。2012年1月1日に、ライブドアより、ポータルサイト運営事業を吸収分割により継承する。
2012年1月1日に3社が統合してスタートする新NHN Japanは、ゲームとウェブサービス(検索・メディア・SNS)という、現在のインターネット市場の中核を構成している各事業を開発から運営まで一貫して手掛けるとのこと。「Hangame」「NAVER」「livedoor」のブランドも活用し、経営統合後も引き続きサービスを継続する。
具体的には、現ネイバージャパンと現ライブドアのメディア事業を統合することにより発足する「ウェブサービス本部」においてスマートフォン領域を中心とした新サービスの開発・育成に集中投資を行っていく。また現NHN Japanが事業運営する「ゲーム本部」と新設の「ウェブサービス本部」との間でサービス・プロモーション・アライアンス等の連携を密に図っていく。「ゲーム本部」の代表には森川 亮氏(NHN Japan代表取締役社長との兼務)、「ウェブサービス本部」の代表には出澤 剛氏(現 ライブドア代表取締役社長)が就任する。
また2012年1月1日よりライブドアは、社名を「データホテル」に商号変更し、データセンター・ネットワーク関連事業に特化したサービスを提供する。データホテルの代表取締役社長には嶋田 健作氏(現 ライブドア執行役員ネットワーク事業部 事業部長)が就任する。
ライブドアは現在、ポータルサイト運営事業とデータセンター運営事業を2つの柱とし、インターネットサービス事業を展開している。今回、2000年4月のサービス開始以来10年以上提供を続けている、フルマネージド・ホスティングサービス「データホテル」のサービス名称を新社名とする。
ライブドアは、1996年オン・ザ・エッヂとして設立、2003年エッジを経て、2004年2月に社名変更。さらに、2007年4月2日にライブドアホールディングスへ社名変更(のち、2008年8月にライブドアホールディングスはLDHに社名変更)。同日、新事業会社「ライブドア」設立し、現行の会社となっている。