おはようございます。管理事務の穂積です。
本日のニュースです。
【地域】
「「房州うちわ」作り最盛期」
本格的な夏の訪れを前に、千葉県南房総市で特産の「房州うちわ」作りが最盛期を迎えています。
「房州うちわ」は、京都市の「京うちわ」や香川県丸亀市の「丸亀うちわ」と並ぶ日本三大うちわの1つといわれ、国の伝統的工芸品にも指定されています。
うちわ作りは本格的な夏を前にした今の時期が最盛期で、南房総市の三芳地区にある宇山正男さんの工房では竹の切り出しから完成まで、およそ20の工程すべてを手作業で行っています。うちわは南房総に生えている直径が1センチ程度の細い竹で作られ、握りやすい丸い柄とそこから伸びる美しい格子模様が特徴です。 宇山さんは1本の竹から柄になる部分を残して細く割いて骨組みを作り、さまざまな絵柄の和紙や生地を1枚1枚丁寧に貼り付けていました。
宇山さんは「富士山や歌舞伎の柄のうちわが海外の方に人気があり、6年後の東京オリンピックに向けうちわで日本の良さを世界に広げていきたい」と話していました。うちわ作りは7月いっぱいまで続き、地元の「道の駅」や観光協会などで販売されます。
【スポーツ】
「日本のエース 本田帰国」
サッカーワールドカップブラジル大会で日本代表の主力を務める本田圭佑選手が21日、代表の合宿に合流するため帰国しました。
本田選手は21日午後、イタリアから羽田空港に帰国し、黄色のダブルのジャケット姿にサングラスをかけて、さっそうと到着ロビーに姿を見せました。そして、詰めかけたファンのサインに応じながら足早に迎えの車に乗り込みました。
本田選手は、イタリア1部リーグのミランに移籍した今シーズンはリーグ戦14試合に出場し、1得点の成績で終えました。本田選手は日本代表ではトップ下のポジションでプレーしますが、ミランでは右サイドで起用されることが多く、周囲との連係に苦しむなど本来の力を発揮できませんでした。
自身2回目となるワールドカップブラジル大会は本田選手にとって実力を証明する絶好の機会となります。 ワールドカップに臨む日本代表の合宿は21日から鹿児島県指宿市で始まりますが本田選手は23日に合流する予定です。
【将棋】
「成田山新勝寺で将棋の名人戦」
将棋の「名人戦七番勝負」の第4局が千葉県成田市の成田山新勝寺で始まり、熱心な将棋ファンが観戦に訪れています。
「名人戦七番勝負」の第4局は、成田市の市制60周年を記念して、成田山新勝寺の最高位の僧の部屋として80年前に作られた「奥殿」が対局場に選ばれました。
今回の名人戦は森内俊之名人に羽生善治三冠が挑み、ここまで3連勝した羽生三冠がタイトル獲得に王手をかけた状態です。対局場では、抽せんで選ばれた将棋ファンおよそ20人が冒頭の数分間だけ間近で観戦することができ、ふだんは一般公開されていない「奥殿」で最初の一手を見守っていました。
仙台市から父親と一緒に観戦に訪れた9歳の男の子は、「将棋を始めて3年ですが、きょうは2人の棋士の指し方や着物姿が輝いて見えました」と話していました。今回の名人戦に合わせて成田山新勝寺では千葉県出身のプロ棋士に愛好家が挑戦する対局も行われ、プロ棋士は1人で同時に5人を相手に将棋を指しながら熱心に指導していました。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。