おはようございます。コールセンターの片倉です。
本日のニュースです。
【話題】
「実習生乗せた海王丸、米で一般公開 太平洋横断1カ月」
日本最大級の帆船「海王丸」(2556トン)が米サンフランシスコに到着し、4日、一般に公開されました。日本から約1カ月かけて先日現地に到着しています。多くの親子連れなどが船内に乗り込み、船内の景観や装備に歓声を上げていました。
「海王丸」は独立行政法人航海訓練所の練習用の帆船で、全長110メートル、36枚の帆があります。
4月6日、航海士や機関士を目指す実習生と教官計158人を乗せ、東京を出港、。無寄港で太平洋を横断し、5月2日にサンフランシスコに到着しています。5日に再び日本に向けて出港いたしました。
実習生の一人は「最初は船酔いがひどかったけれど、太平洋の夜空はプラネタリウムのようでした」と話しています。
サンフランシスコ市内の通りから高いマストが見えることもあり、この日の一般公開には多くの市民が訪れ、実習生の案内で船内を見て回ったそうです。
友人2人と見に来たというカーネラ・ゴードンブラウンさん(65)は「こんな大きな美しい帆船を見るのは初めて。日本から来たなんて感激です」と、実習生一人ひとりに声をかけていました。
【サイエンス】
「新種のカニ、東京湾で見つかる 希少種の可能性も」
東京湾に、これまで知られていなかった新種のカニが生息していることを、千葉県立中央博物館(千葉市中央区)などの研究チームが突き止めたとのことです。
発見場所は、東京湾アクアラインを望む浅瀬で、多くの人が訪れる潮干狩り場のすぐそばだったそうで、研究チームは「東京湾の干潟で、新種のカニが見つかるのは極めて珍しい」と話しています。
このカニはカクレガニ科の一種で、脚を広げた大きさは3センチほど、体は黄色がかった褐色で、脚にはフサフサとした毛が密生しているそうです。2010~12年にオス1匹、メス3匹が見つかっています。いずれも、ゴカイの仲間が干潟の海底下に作ったトンネル状の巣の中に生息していたそうです。
東京湾の干潟は、調査が頻繁に行われていますが、ゴカイの巣穴に隠れてすんでいるため、長年見つからなかったとのことです。
【話題】
「端午の節句に甲冑着用体験 千葉市の緑図書館」
子供の健やかな成長を願う「端午の節句」の5日、千葉市緑区おゆみ野の市緑図書館で、戦国武将の姿を模した子供向けの甲冑の着用体験が開かれ、カメラを手にした家族連れでにぎわっていました。
子供たちに戦国時代をはじめとする日本の歴史に興味を持ってもらおうと、今年度から祝日開館を実施している同館が市立郷土博物館(中央区)が所有する甲冑などを借りて企画したものです。
甲冑を身につけ、職員が段ボールで手作りしたかぶとや軍配を手にすると、子供たちも次第に勇ましい表情にかわったそうです。父親や母親がカメラや携帯電話を向けると、刀を構えるなどして笑顔でポーズをとっていました。兄妹で甲冑を着た近くに住む小学3年生は、「恥ずかしかったけど、強くなれた気がした」とはにかんでいました。
同館の古館生雄館長は「体験を通じて、本を読んだり歴史を学んだりするきっかけになれば」と話しています。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。