おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニューです。
【スポーツ】
「ナビスコ杯・9年ぶり単独最多4度目の優勝」
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ決勝(昨日、浦和0-1鹿島、国立)鹿島が延長戦の末、大迫のゴールで浦和を下し9年ぶりで単独最多となる4度目の優勝を果たしました。
前半は鹿島ボールでキックオフ。最初にチャンスが訪れたのは前半11分、左サイド深い位置から野沢がFKを蹴り興梠が頭で合わせるも枠外。続く前半16分、右サイドから興梠がグランダーのクロスを上げるも大迫が合わせられず。前半25分、野沢がペナルティエリア手前からシュートを放つも浦和のGK加藤のセーブに阻まれる。その後も何度かチャンスを作るもゴールを決められず、スコアレスで前半を折り返した。
後半5分、浦和の山田直が青木へのタックルで2枚目のイエローカードで退場となり数的優位に。後半15分にはペナルティエリアの左手前でFKを獲得。野沢が直接ゴールを狙うも枠をとらえられず。後半25分に野沢が右サイドからのFKを蹴り大迫がヘディングシュートも、ポストわずか左にはずれた。後半35分には青木が2枚目のイエローカードで退場。両チームとも10人となった。その後も浦和ゴールを攻めたてるが、得点を奪えずスコアレスのまま延長戦へ突入。
延長前半15分、興梠からのグランダーのクロスを大迫が合わせ先制ゴールを決めた。やっと堅いゴールをこじ開けた21歳のFW大迫が鹿島に勝利をもたらした。
【スポーツ】
「アスレチックス青木獲り」
◇セ・リーグCSファーストステージ第1戦 ヤクルト3―2巨人(2011年10月29日 神宮)
アスレチックスが、今オフ、ポスティング・システム(入札制度)でメジャーに挑戦する可能性のあるヤクルト・青木宣親外野手(29)の獲得を検討していることが分かった。
ビリー・ビーンGMはこの日、オークランドで取材に応じ「われわれはポスティングに参加する準備はある」と明言。名前は明かさなかったが、レギュラー外野手3人がFAとなるチーム事情を考えると、ターゲットは青木とみられる。
同GMは青木について「見たことはある。チームには国際スカウトがいるから、彼らが把握しているだろう」と自身の印象は語らなかったものの、調査済みであることを告白しました。日本でも来月公開される映画「マネーボール」のモデルとなった敏腕GMは、出塁率を重視した独自の手法でチームを編成することで知られている。8年間で通算・402という高い出塁率を誇る青木はビーンGM好みの選手といえる。
ア軍は昨年も楽天・岩隈の入札に参戦し、交渉権を獲得。最終的には交渉は破談したが、日本選手獲得にも力を入れている。来季は日本でマリナーズと開幕戦を行うだけに、松井の再契約交渉と並行して青木の動向にも注目している。
【コンピュータ】
「任天堂・年末に有力ソフト投入」
[大阪 27日 ロイター] 任天堂<7974.OS>は、2012年3月期の連結当期損益が200億円の赤字になる見通しを発表した。前回予想は200億円の黒字だった。最終赤字は、予想通りとなれば同社が連結決算を開示して以来、初めてとなる。
【ゲーム特集】オンラインゲーム好調、任天堂・ソニーの巻き返しなるか
大阪市内の会見で岩田聡社長は、携帯ゲーム機「3DS」の販売動向について「ハードの普及が先行して収益に悪い影響が出た」と述べ、年末商戦に向け有力ソフトの投入により巻き返しを図る考えを明らかにした。
黒字予想が一転、赤字見通しになるのは、上期中に為替差損として営業外費用524億円を計上したことに加え、3DSとDS用のソフト販売が想定を下回って推移しているため。連結売上高予想も前回予想から1100億円引き下げ、前年比22.1%減の7900億円に、営業利益予想も前回予想の350億円から、前年比99.4%減の10億円に大幅下方修正した。通期売上高、営業利益予想の下方修正は今期で2回目となる。
任天堂は同日、8月に販売価格を1万円値下げした「3DS」について、通期のハード販売計画は1600万台と従来計画を据え置いたが、ソフト販売計画は5000万本(従来は7000万本)に引き下げた。また、「DS」の通期ハード販売計画も、従来の900万台から600万台に下方修正した。
トムソン・ロイター・エスティメーツによると、任天堂が予想した通期連結営業利益予想は、アナリスト21人が過去90日間に出した予測の平均値330億円を96.9%下回っている。2011年4―9月連結営業損益は573億円の赤字に転落。また、上期中に為替差損524億円を営業外費用で計上し、中間期の経常損益は1078億円の赤字(前年同期は41億円の赤字)となった。12年3月期の経常損益予想は300億円の赤字。前提為替レートはドル/円で77円(従来は80円)、ユーロ/円で106円(同115円)に変更した。
<3DSは有力ソフト投入、ハードの収益性向上目指す>
岩田社長は「年末年始のタイトルは充実している」と述べ、年末商戦に向け投入する有力ソフトを、ハードの販売底上げへの強力なエンジンにする考えを明らかにした。足元では、世界的な景気の減速懸念が出ているが、ゲーム業界では「クリスマスプレゼントのウィッシュリストでいかに一番になるかがポイントだ」と強調。
アメリカの大恐慌の時代に映画産業が台頭したことを挙げ、経済情勢がどのような状況にあろうとも「(多くの顧客にとって)一番ほしいものは、買ってもらえる。3番目と、5番目とかだとそうはいかない」と話し、魅力的なラインアップこそが今後の販売を大きく左右する要素との認識を示した。
その上で、長期間売れ続ける定番ソフトの存在により、「来年度以降のプラットフォームの勢いが出る」との認識を示し、「来期も有力タイトルを切れ目なく出すように準備している。(ソフトの販売計画の引き下げで)未来の3DSのポテンシャルが失われたわけではない」と述べ、定番ソフトの投入とハードのコスト低減により、今後の収益力の向上につなげていく考えを示した。
また、会見後に岩田社長は記者団に対し「スマートフォンやSNSがあるからゲーム機がいらないということではないと、年末商戦で証明する」と述べるとともに、据え置き型ゲーム機「Wii」の後継機の発売時期については「来年のE3以降」とする方針を明らかにした。
こうした任天堂の今後の事業見通しについて、富国生命投資顧問の桜井祐記社長は、「非常にオプティミステックだと思う。任天堂はこれから戦略を大きく変えざるを得ないだろう」と指摘。「新しいビジネスにエクスパンドしない限り、先行きがきびしい状況だ」との見方を示した。