おはようございます。WEB担当の永田です。
本日のニュースです。
【スポーツ・メジャーリーグ】
「上原3人締め!Rソックス6年ぶり8度目の世界一」
米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は30日、レッドソックス(ア・リーグ)が6―1でカージナルス(ナ・リーグ)に快勝し、対戦成績4勝2敗で6年ぶり8度目の優勝を果たしました。
上原は新生Rソックスの象徴…胴上げ投手4度
本拠地ボストンでの優勝は1918年以来、95年ぶりとなりました。レッドソックスは三回のビクトリノの3点二塁打などでリードを奪うと、田沢が七回二死満塁のピンチで打者1人を抑えて無失点で切り抜け、上原が九回を無安打無失点で締めくくりました。
当時は投手としても活躍していたベーブ・ルースがレッドソックスをワールドシリーズ制覇に導いた1918年、日本のプロ野球はまだ誕生していませんでした。100年以上の歴史を誇るフェンウェイ・パークに再び訪れた歓喜のマウンドには、守護神の上原がいました。
数々のスーパースターを擁して優勝した2004、07年と違い、チームは地区最下位に沈んだ昨季の屈辱からスタート。その新生レッドソックスの象徴的な存在が、上原でした。
レンジャーズから今季移籍した右腕は、当初は中継ぎを担い、抑え投手の故障離脱などで6月に抑えとなりました。それからは27試合連続無失点など抜群の安定感で、レギュラーシーズンからワールドシリーズまで4度、胴上げ投手となりました。
上原だけではなく、満塁走者一掃の先制二塁打を放った6番ビクトリノも、ソロ本塁打を放った8番ドルーも、今季新加入した選手です。それぞれの持ち場で力を発揮した新戦力が、オルティスら主力選手と融合し、チームを頂点へと導きました。
「今も夢の中にいるよう。本当に今年は、1年頑張ったと自分で言えると思います」上原は言いました。
優勝トロフィーを高々と掲げ、38歳が満面に笑みをたたえました。レギュラーシーズンから通して86試合を投げ抜いた右腕への、大きなご褒美でした。
【医学・医療】
「糖尿病・メタボ改善物質を発見 東大など、治療薬に期待」
肥満になると減ってしまう善玉ホルモンと同じ働きをする化合物を発見し、糖尿病のマウスに飲ませると血糖値が下がったと、東京大医学部付属病院の門脇孝教授や山内敏正講師らが30日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表しました。脂肪分の多い餌を与えているマウスに飲ませ続けると、生存率が向上したとのこと。
この化合物「アディポロン」は、食べ過ぎや運動不足などによるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や、糖尿病の新薬になると期待されます。門脇教授は「5年以内の実用化を目指したい」と話しており、製薬会社との共同開発も検討しているといいます。
脂肪細胞から出る善玉ホルモン「アディポネクチン」が減り、骨格筋や肝臓などの細胞表面でこのホルモンを受け取るたんぱく質(受容体)も少なくなると、インスリンの効き目が悪くなり、糖尿病や動脈硬化を招きます。
門脇教授らは、化合物アディポロンが受容体と結合することを確認。肝臓では脂肪酸燃焼で脂肪肝を改善させ、骨格筋では細胞小器官ミトコンドリアの機能を高めて運動持久力が向上。脂肪組織では炎症を抑えることが分かりました。
雄マウス20匹ずつの実験で、通常の餌を与えた場合の4カ後の生存率を95%とすると、脂肪分の多い餌では30%に低下した。しかし、脂肪分の多い餌でもアディポロンを飲ませ続けると、70%に改善したとのこと。
【IT・スマートフォン】
「Google「Nexus 5」発売、最も薄くて速いNexusスマートフォン」
米Googleは10月31日 (現地時間)、Nexusシリーズの新しいAndroidスマートフォン「Nexus 5」を発表しました。Android 4.4 KitKat向けに設計されていて、同社は「Nexus携帯として最も薄く、そして速い」とアピールしています。開発パートナーはLG Electronics。仕様から「LG G2」をベースに開発されたと推測できます。発表と同時に米国のGoogle Playで発売になり、価格は349ドル(16GB、アンロック)から。日本、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、韓国でも販売開始になるとのこと。
Nexus 5は本体カラーがブラックとホワイトの2色、それぞれ16GBモデル (349ドル)と32GBモデル (399ドル)を選択できます。ストレージは内蔵のみで、メモリーカードスロットは備えていないとのこと。プロセッサはQualcomm Snapdragon 800 (2.3GHz)で、グラフィックスはAdreno 330 (450MHz)。RAMは2GB。ディスプレイは、4.95インチ、フルHD(1920×1080)のIPSパネルで、ピクセル密度は445ppi。昨年10月にNexus 4が米国で登場した時はLTE非対応でしたが、Nexus 5はLTEをサポートします。カメラが改善されており、ノイズが抑えられて暗いシーンに強くなったほか、光学式手ぶれ補正、HDR+モードを搭載するとのこと。
背面のメインカメラは8メガピクセル、フロントカメラは1.3メガピクセル。スピーカー、マイクを装備。センサーは、加速度、GPS、コンパス、環境光、ジャイロ、気圧、ホール効果など。
無線機能は、Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0 LE、NFC。インターフェイスはMicro USB、3.5ミリ・ステレオジャック。ネットワークは、GSM (850/900/1800/1900 MHz)、CDMA (Band Class: 0/1/10)、WCDMA (Bands: 1/2/4/5/6/8/19)、LTE (Bands: 1/2/4/5/17/19/25/26/41)などをサポート。
本体サイズは137.84×69.17×8.59ミリで、重さは130グラム。Nexus 4 (133.9×68.7×9.1ミリ、139グラム)よりもわずかに薄く、9グラム軽くなっています。
バッテリー容量は2300mAHで、通話が最大17時間、Wi-Fiによるインターネット利用が最大8.5時間となっているそうです。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。