おはようございます。WEB担当の永田です。
本日のニュースです。
【スポーツ・体操】
「床運動で17歳の白井選手が日本最年少優勝」
体操の世界選手権第6日は5日、ベルギーのアントワープで種目別決勝が行われ、男子床運動で17歳の白井健三選手(神奈川・岸根高)が16・000点、男子あん馬で24歳の亀山耕平選手(徳洲会)が15・833点を出し、ともに金メダルを獲得しました。
初出場の2人は白井選手が五輪・世界選手権で日本史上最年少の金メダル。亀山選手があん馬で2003年大会の鹿島丈博さん以来2人目の世界王者となりました。
白井選手は首位通過した予選に続き、「シライ」と名が付いたF難度の新技「後方伸身宙返り4回ひねり」などの高難度の演技を決め、銀メダルの米国選手に0・400点差をつけての優勝でした。
【地域・環境】
「クジラ牧場計画中 和歌山太地町で世界初」
捕鯨の町として知られる和歌山県太地(たいじ)町は今月中にも、クジラの「牧場」を造るための研究に乗り出すそうで、将来は湾内に東京ドーム六個分の広さを確保し、五十~百頭を飼って観光と研究に役立てたい考えとのこと。実現すれば世界で初めてです。
この構想は、地元の森浦湾を網で仕切り、二十八万平方メートルの「牧場」を用意。鯨類のゴンドウやマダライルカなど七種類以上を飼育し、観光客がカヤックに乗って間近で見たり、一緒に泳いだりできるようにする。国際的なクジラの研究所をつくり、海外から研究者も招聘するそうです。
町は本年度、調査費として一千万円を計上。湾内で操業していた真珠養殖業者らとは既に漁業権の問題をクリアし、周辺の土地購入もほぼ終わっていて、今月中にも、湾内に設置した二十メートル大のいけすに、三~五メートルの小型鯨類数頭を入れ、成育への影響などを調べる方針。五年後に一部オープンし、二十年後の完成を目指しています。
三軒一高(さんげんかずたか)町長は「クジラの聖地にしたい。年間三十万人の観光客を呼べば採算は合う。自然を残し、少しずつ実績を積みながら進む」と話し、国や県の協力も得たいと話しています。
大海原を動き回るクジラを、集団で飼育することはできるのでしょうか。
町立くじらの博物館名誉館長で、日本鯨類研究所(東京都中央区)顧問の大隅清治博士は「可能」と言い切っています。「大昔、クジラのエサ場と繁殖場は一緒だった。温暖化でエサ場が冷たい所に移動し、広い範囲を移動するようになっただけだ」と解説しています。
【地域・イベント】
「伝統の灯、福島 城下町に熱気」
日本三大提灯(ちょうちん)祭りの一つに数えられ、300年以上の歴史を誇る県重要無形民俗文化財の二本松神社例大祭「二本松の提灯祭り」は4日から、福島県の二本松市で開幕しました。
日本三大提灯(ちょうちん)祭りの一つに数えられ、300年以上の歴史を誇る県重要無形民俗文化財の二本松神社例大祭「二本松の提灯祭り」は4日から、福島県の二本松市で開幕しました。
約300個の提灯を赤々とともした7町の太鼓台が市街地を練り歩き、城下町の秋の夜空を鮮やかに彩りました。本日6日までの開催です。
4日は宵祭り。7町の若連による「呼び起こし」などの神事が行われた後、同神社で御神火を受けた各町内の御神火走者が出発地点の旧亀谷ロータリーまで走り、火が到着すると、若衆が先を争うようにして提灯に火をともました。祭りばやしに合わせて一斉に繰り出した太鼓台は、夜が更けるまで市街地を巡り、城下町は熱気に包まれました。
5日の本祭りでは午前8時35分から7町合同引き回し、今日の後祭りでは4町と3町に分かれての引き回しが行われるとのこと。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。