『 スタッフ ブログ 』

おはようございます。内勤事務の渥美です。
いつもスタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

本日は鎌倉へ行ってまいりましたので少しお話をさせて頂きます。

今回、鎌倉の銭洗弁財天宇賀福神社(銭洗弁天・宇賀福神社とも称する)~鎌倉大仏を目的に人力車を利用してみる事にいたしました。

人力車といえば『えびすや』 京都嵐山総本店・小樽店・鎌倉店と何店舗かございますが、鎌倉店を利用させていただきました。今回人数が多い為、事前に予約をしておきました。
当日、鎌倉駅西口に出た すぐ右横に3台連なって待って頂いておりました。

えびす屋(人力車)さん達の紹介を頂き1台に2人ずつ乗り込みました。この日の気温32°
クーラーの効いた乗り物が恋しい気温でしたが…

ところが笠を被せて頂くと、とても心地良く、快適さすら感じるようでした。

料金は区間料金で
一区間…〔お一人様¥2000 お二人で¥3000〕
二区間…〔お一人様¥4000お二人様¥6000〕
貸切料金は30分〔お一人様¥5000 お二人様¥8000〕
45分〔お一人様¥7500 お二人様¥12000〕
1時間〔お一人様¥9000 お二人様¥15000〕
2時間〔お一人様¥18000 お二人様¥30000〕
3時間〔お一人様¥27000 お二人様¥45000〕

鎌倉駅西口(出発)~銭洗い弁天~鎌倉大仏(終点)のコースを提示しての1時間の貸切です。

 

こちらの写真は古我邸です。
古我邸(旧荘清次郎別荘)は大正5年(1916年)に三菱銀行重役であった荘清次郎氏が別荘として建築。その後は浜口雄幸、近衛文麿等が別荘として使用したために歴代総理大臣の別荘にもなった洋館として知られております。古我邸となっている現在でも、三方を山に囲まれて木々のなかで静かに佇む姿には気品が漂っておりました。

こちらの写真は加賀谷邸です。
鎌倉市により「長谷こども会館」として児童施設として使われているよです。この建物は、鎌倉に残る数少ない明治期の洋館という事ですが、レトロな感じが出ていてとても素敵な感じがいたしました。
長谷子ども会館から西に少し進むと、加賀谷家住宅であります。
鎌倉市指定景観重要建築物(かまくらししていじゅうようけいかんけんちくぶつ)として指定した建造物と言う事です。

こちらの方にはこのように印刻されておりました。

【加賀谷邸】
加賀谷邸が位置する長谷の旧市街地には、 既に景観重要建築物等に指定されている鎌倉文学館、鎌倉市長谷子ども会館、白日堂、旅館対僊閣、のり真安齊商店などの歴史的建造物や鎌倉ゆかりの由緒ある 邸宅が集積しています。これらの建物は、背景の山々と相俟って非常に魅力的な景観を創り出していますその中でも加賀谷邸は、ひときわ目を引く背の高い洋館 と趣のある和風の主屋が和風庭園の豊かな緑と創り出す景観は、周辺のランドマークになっています。

写真では一部しか確認できてませんが、一度はこのような素敵なおうちで過ごしてみたくなるような、そんな趣のある加賀谷邸でありました。

 

 

こちらより銭洗弁天となります。
こちらは手水舎です。先ずはお清めいたしましょう。参拝は神様の前に立って誓願するため、お手水(ちょうず)で心身を清めなければいけません。神社には必ず手水舎があるので、そこでお清めします。こちらにも手順がございますがご存じでしたでしょうか?
1. 右手でひしゃくを持ち左手を洗う。2.左手にひしゃくを持ち替えて右手を洗う。
3.右手にひしゃくを持ち替え、左の手のひらで水を受けそれを口に含んですすぐ。
4.ひしゃくを縦に持ち、柄の部分に水を流す。
5. ひしゃくを元の位置に伏せて戻す。
こちらの 動作はひしゃく一杯分の水で行わなければなりません。
また、手水舎の水を口に含んだ時、水の味がひどくまずければ、これは神社との相性が悪い証拠という事を聞いたことがあります。実際どうなのでしょうかわかりません。

あとは時間をかけて小銭をあらいまして、その日のうちに使ってしまいました。色々なお話がありますが、えびす屋(人力車)さんより、『浄めたお金を使いまわし、いずれその福が巡ってくる』というお話をお聞きしていましたので、しまい込むより使った方が良いのでしょうね。

 

これらは興味深い風景や建物が御座いましたので写真のみご紹介いたしました。

 

最後はこちら終点の鎌倉大仏です。残念ながらこちらでえびす屋(人力車)さん達とはお別れです。 色々楽しいお話を有難うございます。名所の案内して頂いたり(数枚の写真を紹介しております)、記念撮影をしたりと楽しく過ごさせていただきました。是非機会が御座いましたらまたお会いできることを楽しみにしております。

 

それでは次に鎌倉大仏のお話をさせて頂きます。

こちらの鎌倉大仏で少し興味深い事が出てきましたので少しだけ紹介させて頂きます。

・白毫(びゃくごう)・・・仏には常人と異なる「三十二相」(32の身体的特徴)があると考えられています。眉間の白毫(右巻きの白い毛のかたまり)もそのひとつで、ここからは人々を照らす光が発せられるといわれています。

・真青眼相(しんしょうげんそう)・・・紺青色とされる目も仏の「三十二相」のひとつとされます。瞼の下から垣間見ると、大仏像の目は伏し目をなすよう顔面とほぼ垂直に刻まれていることが分かります。
・口…穏やかに結ばれた口元に大仏像の慈愛を感じ取られる向きも多いことでしょう。彼のLafcadio Hearn(小泉八雲)氏も、その口元にたたえられた笑みを「東洋的微笑」と賞賛されました。唇を縁取る髭はギリシャの彫像のそれをも連想させます。

・鼻…一見して気づく「三十二相」のほか、仏は「八十種好」(80の微細な特徴)も持つと考えられています。「高くて真っすぐな、鼻孔がみえない」鼻もそのひとつに当たります。大仏像の鼻筋も額からまっすぐ伸びており、鼻孔は仏像の真下から見上げないと見えません。

・耳…肩に達するほどの福耳、孔の開いた耳朶も、「八十種好」のひとつに挙げられます。大仏像の耳にもそうした特徴が表現されています。

・手…阿弥陀如来の印相(いんそう 手の形、組み方)は、親指と小指を除く三指のいずれかを合わせ、両手に輪をつくる点に特徴づけられます。親指を人差し指の上に乗せない組み方こそやや特殊といえますが、大仏像は9種類あるとされる阿弥陀仏の印相の中でも最も格式が高い「上品上生印(じょうぼんじょうしょういん)」を結んでいます。また、指の間には「三十二相」のひとつである縵網相(まんもうそう 鳥の水掻きのようなもの)も表現されています。

いかがでしたでしょうか?ここまで深い意味が込められていたのですね。

 

 

 

 

こちらは鎌倉大仏の内側より撮影致しました頭の部分です。

この後は、小町通リでシッピングして、葉山ステーキを頂き、ともかく充実した1日で終えました。鎌倉は何度足を運んでも色々な発見ができます。ぜひとも皆様も機会が御座いましたら歩いてみてください。新しい発見が必ず見つかると思います。


本日もお客様のお役に立てるよう務めて参ります。
それでは本日もよろしくお願いいたします。

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