おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【カーレース】
「ソーラーカーが豪大陸へ向け出発-工学院大、今秋の世界大会へ」
オーストラリア大陸約3000キロをソーラーカーで縦断する「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ(WSC)」に向け、工学院大学八王子キャンパス(八王子市中野町)に拠点を置く「ソーラーカープロジェクト」が新たに開発したソーラーカー「Practice(プラクティス) 驍勇」が発送準備を終えたとのことです。
今大会に向け新たに作られた「Practice」は、タイヤメーカーのブリヂストン(中央区)が、ソーラーカーレース用にチューンアップしたタイヤ「ECOPIA(エコピア)」を独占供給するほか、太陽光発電システムなどを手掛けるサンパワー・ジャパン(港区)がソーラーパネルを、ベアリングメーカーとして知られるNTN(大阪市西区)が特別仕様の軸受けを、帝人グループが車体に使われる超軽量の炭素繊維「テナックス」を提供するなど大手企業も協力し、開発が進められたものです。
WSCはオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで約3000キロを走破する世界最大のソーラーカーレースで、初開催は1987年です。現在は2年ごとに行われており、今年で11回目を迎えています。東海大学や八戸工業大学など国内から参戦するチームのほか、米・スタンフォード大学、英・ケンブリッジ大学など世界47チームと争う予定です。
【宇宙】
「イプシロン本日午後打ち上げ―宇宙機構―」
宇宙航空研究開発機構は27日午後1時45分、新たに開発した小型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機を、鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所から打ち上げます。1号機には惑星分光観測衛星「スプリントA」を搭載し、打ち上げから約1時間後に予定の軌道に投入するとのことです。
イプシロンは2006年に廃止された固体燃料ロケット「ミュー5」の後継機で、同観測所での衛星打ち上げは同年9月のM5最終機(7号機)以来のことです。1962年に運用を開始した同観測所では観測ロケットなども打ち上げており、イプシロン1号機が通算400回目となります。
1号機は午前10時45分ごろ、整備棟から姿を現し、午後1時25分ごろに打ち上げの可否を最終判断し、70秒前から最終カウントダウンを開始、午後1時45分ちょうどに打ち上げる予定です。
【イベント】
「HTBが大阪城で光の王国」
長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)は12月から約3カ月間、園内で高い人気を誇る「光の王国」などのイルミネーションイベントを大阪城で展開すると発表いたしました。園内で培ったイベントのノウハウを提供しながら、HTBを関西圏で広くPRする狙いとの事です。澤田秀雄社長は「将来的にはマーケットが大きい東京や海外にも広げていきたい」と話しています。
光をテーマにした祭典「大阪・光の饗宴(きょうえん)2013」(実行委主催)の一環で、イベント名は「大阪城3Dマッピング・スーパーイルミネーション」となります。12月14日から来年2月16日まで有料で開催し、冬場のHTB入場者数増に大きく貢献した「光の王国」と同様に、大阪城の西の丸庭園(約6万5千平方メートル)一帯を鮮やかなライトアップで彩る予定です。
また、最新の映像技術で建物の壁面などに立体的な動画を映す「3Dプロジェクションマッピング」を活用し、天守閣の壁一面に幻想的な映像ショーを展開、期間中50万人の来場を見込んでいるそうです。
それでは本日も一日、よろしくお願いいたします。