おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【サイエンス】
「超高速の旅客輸送システム”ハイパーループ”構想が公開」
音速に近い速さでトンネルを通って乗客を運ぶ超高速輸送システム「ハイパーループ(Hyperloop)」の構想が、発明家で企業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏によって12日、公開されました。最高速度は時速1220キロ(マッハ0.91)で、米カリフォルニア(California)州の2大都市であるロサンゼルス(Los Angeles)とサンフランシスコ(San Francisco)間を35分で結ぶことができるそうです。
電気自動車メーカー、テスラ・モーターズ(Tesla Motors)と宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の最高経営者(CEO)を務める同氏は、57ページにわたる構想書を公開し、その仕組みについて「(列車よりも)飛行機に近い」と説明しています。
マスク氏は、自身がこのシステムを建設する予定は今のところなく、誰もが自由に利用できる「オープンソースデザイン」としてこの構想を提供すると先週に述べていましたが、12日に行った電話記者会見では、「少なくともデモンストレーション用の試作機を作りたい気持ちはある」と語っています。
「ハイパーループ」は、ロサンゼルスとサンフランシスコを結ぶことを想定していますが、走行距離が約1500キロ未満の区間であれば、他の移動手段と比べて安上がりになるとのことです。マスク氏は、両都市を結ぶ費用を約60億ドル(約5840億円)、片道乗車券は1人20ドル(約1950円)程度になると試算しているそうです。
【イベント】
「サンシャイン水族館で夜限定 ヒーリングアクアリウム”-アロマ演出も」
サンシャイン水族館(豊島区東池袋3)のナイトタイムで現在、「ヒーリングアクアリウム」が開催されています。
南の海の浅瀬をイメージした大水槽「サンシャインラグーン」をメーンに一部の水槽がライトダウンされ、青い夜の海をイメージした「ムーンナイトラグーン」に変わります。会場ではかんきつ系アロマ「アーバンスカイ」の香りの演出もあり、「癒やされるナイトアクアリム」となっているそうです。
同水族館の屋上では頭上に設置されたドーナツ型の水槽「サンシャインアクアリング」で普段泳いでいるアシカに代わって、期間限定でペンギンが泳ぐとのことです。
広報担当者は「夜の『ヒーリングアクアリウム』になると雰囲気が変わり、静かな青い海でゆったり泳ぐ魚たちに癒やされる。『サンシャインアクアリング』では日中から夕方、夜へと空が移り変わる様子とともに楽しめる。昼と夜、両方の水族館の顔を見ていただけたら」と話しています。
【地方】
「観光ブドウ園、早くもオープン」
千葉県内の観光ブドウ園でブドウ狩りが始まったそうです。ブドウ棚の下では親子連れが一足早い「実りの秋」を楽しんでいるとのことです。
松戸市金ケ作の加藤ぶどう園では2ヘクタールのブドウ畑にわせ種の「ヒムロッドシードレス」が実っています。今月下旬からは「巨峰」が加わり、9月下旬までブドウ狩りを楽しむことができます。
園主の加藤孝さん(66)は「人間には耐えられない猛暑も、ブドウの生育には最適。粒の大きさと甘さはここ数年で最高」と話しています。
それでは本日も一日、よろしくお願いいたします。