おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【文化財】
「秀吉の溺愛伝わる玩具船 京都で13日から公開」
豊臣秀吉が長男に与えたおもちゃの乗り物「玩具船」(国重要文化財)は、走らせると波の上を進んでいるように上下動する構造だったことがわかりました。京都国立博物館(京都市東山区)で13日から始まる特別展「遊び」で公開されます。
長さ2メートル、高さ・幅各1メートルの木製で、上部に屋形が載り、金箔で飾った豪華な仕上げです。秀吉が鶴松(棄丸〈すてまる〉、1589~91)に与えたもので、妙心寺(京都市右京区)に伝わっているものです。
四隅に小さな車輪(各直径20センチ)があるほか、中央後部に大きな車輪(直径40センチ)が一つ付いています。模型で実験したところ、大きな車輪の軸の位置が中心からずれているため、回転すると船体が波に浮き沈みするように上下に動いたそうです。
【話題】
「長嶋さん、佐倉いい方向に」
12日、佐倉市の市民栄誉賞を受賞した読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(77)は、この日命名された「長嶋茂雄記念岩名球場」に大勢の市民らが詰めかけたことに感激した様子でした。
市民栄誉賞の授賞式に先立ち、新球場名のプレートの除幕式が行われ、同日午前、高校野球県大会の開幕式に出場していた佐倉高校野球部員が駆けつけました。出身校の野球部員らに囲まれ記念撮影した長嶋さんは満面の笑みで、背番号3にちなんで3本の指を突き出してポーズをとり、部員らと固い握手を交わしていました。
式後の記者会見で、長嶋さんは「佐倉市は歴史もあるし、緑豊かな町で、素晴らしいものを持っている」と故郷への思い入れを語っていました。
【車】
「ジャガー、プロジェクト7を世界初公開」
ジャガーは、7月12日から14日にかけてイギリス・ウェストサセックスで開催される恒例の自動車イベント“グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード”で、Fタイプをベースにレースカー風に仕立て上げたコンセプトカー“Project 7(プロジェクト7)”を初披露します。
プロジェクト7は、オールアルミボディを持つFタイプをベースに、ボディをカーボンファイバーパネルでくみ上げた専用ボディを持ったものです。運転席後方にふくらみを持たせた空力デバイスが特徴で、これは1950年代にジャガーが送り出した“Dタイプ”に由来するもので、高速走行で直進性を高めるのが狙いとのことです。
エンジンは、Fタイプのスーパーチャージャー付き5リッターV8をベースに、パワーを55ps、トルクを55Nm高め、最高出力550ps、最大トルク680Nmとしたものを搭載します。
同モデルのスタイリングを手掛けたジャガー・デザイナーチームのディレクター、イアン・カルムは、「1人乗りのスポーツカーであるプロジェクト7は、あるひとつの目的のためだけに作られたスポーツカーである。それは、速く、そして楽しく走れること。ジャガーのスポーツカーは高性能さと美しいデザインに定評があるが、プロジェクト7は、そうしたブランドのアイデンティティをもっともピュアなかたちで表現したスポーツカーである」と話しています。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。