おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【地方】
「レッサーパンダの風太、7月5日で10歳」
千葉市動物公園(同市若葉区)のレッサーパンダの「風太」が、7月5日に10歳の誕生日を迎えます。二本足で体を伸ばす、りりしい立ち姿で一躍人気者となった風太の節目の年を記念し、同園などでさまざまな関連イベントが予定されています。
同園によると、風太は平成15年7月5日に静岡市立日本平動物園で誕生しました。翌年に千葉市動物公園に来園すると、後ろ足で器用に立つ姿が注目を集め、テレビCMにも起用されたことがあります。
レッサーパンダの10歳は人間の年齢に例えると50歳前後で、年齢を重ねた風太もかつてと比べると立ち姿を披露する機会は少なくなったそうです。現在は子供や孫を合わせ、計7頭で元気に暮らしています。
7月2日から同園内の動物科学館で、誕生から現在までの風太の様子をおさめた写真展が開催されるほか、6日には同園のレッサーパンダ舎前で記念式典や撮影会を開催いたします。好物のリンゴをのせた誕生日ケーキがプレゼントされ、担当飼育員が風太のエピソードなどを紹介する予定です。
【考古学】
「メキシコ東部で新たなマヤ遺跡発見、ピラミッド15基も」
メキシコのユカタン半島東部のジャングルで、スロベニアの考古学者らが古代マヤ文明の新たな遺跡を発見したことが分かりました。研究者らは、約1000年前に起きたマヤ文明の衰退を解明する手がかりになると期待しているとのことです。
スロベニア芸術科学アカデミーのIvan Sprajc准教授によると、遺跡が見つかったのはチェトゥマルの西約120キロで、ピラミッド15基のほか、舞踏会場、広場、彫刻を施した石柱などが見つかったそうです。
赤い岩などの意味を持つ「チャクトゥン」と名付けられたこの遺跡の人口は、グアテマラにあるマヤ文明最大の都市ティカルよりは小さかったとみられ、Sprajc准教授は3万─4万人ぐらいが暮らしていた可能性があるとしています。
【サイエンス】
「宇宙に送るメッセージ」
米新興企業のローン・シグナルは17日、宇宙人宛てのメッセージを投稿できるウェブサイトを開設いたしました。投稿したメッセージは、地球から17光年離れた恒星に向けて発信されます。
同社はゲーム開発者などが創設した企業で、メッセージは144文字までなら誰でも無料で投稿でき、この制限を超えると有料となるそうです。英語以外の言語で投稿することも可能です。
投稿したメッセージは、地球から約17.6光年先にある恒星「グリーゼ526」に向けて発信されます。この恒星の周りには、生命が存在可能な惑星がある可能性が指摘されています。
宇宙への発信に際しては、内容をコンピューター言語に変換したコードも添えるそうです。コンピューターコードの方が、人間の言葉に比べて宇宙人に理解されやすいはずと同社は説明しています。
メッセージ送信に利用するのは、カリフォルニア州のカーメル渓谷にある衛星設備で、もともとアポロ11号の月面着陸を支援する目的で作られたものです。もし今回のプロジェクトを通じて十分な資金が集まれば、1億ドルをかけて衛星アンテナを設置し、継続的に信号を送る大規模プロジェクトに取り組みたいと発表しています。
それでは本日一日、よろしくお願いいたします。