おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【話題】
「パンダに妊娠の兆候 ”シンシン”2年連続―上野動物園」
上野動物園(東京都台東区)は28日、雌のジャイアントパンダ「シンシン」に妊娠の兆候が見られたため、6月4日から展示を中止すると発表いたしました。妊娠が確認されれば2年連続となります。
上野動物園は3月、シンシンに強い発情の兆候が見られたため、雄のリーリーと同居させたところ、交尾が確認されたそうです。
パンダには妊娠に似た現象「偽妊娠」が見られることもあり、上野動物園は今後も慎重に観察を続けるとのことです。
【サイエンス】
「有馬温泉の湯、なぜ塩辛い」
有馬温泉(兵庫県)や白浜温泉(和歌山県)などの塩辛い温泉の源は、太平洋の海底で地球深部へと潜り込む巨大な板状の岩盤(フィリピン海プレート)が吸い込んだ海水だとの学説を、京都大の川本竜彦助教らが発表いたしました。 28日の米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載される予定です。
海水は地中深くで超高温高圧になり、岩石のすき間を上昇し、温泉として地表に現れるそうです。 川本助教らは、1991年に噴火したフィリピン・ピナツボ火山で採取された「かんらん岩」に、海水に近い約5%の塩水を含む直径約0・03ミリの無数の粒子が封じ込められているのを発見いたしました。
このかんらん岩は、地殻とプレートに挟まれた深さ30キロ・メートル付近のマントルでできたものですが、この付近には塩分を含む水源がないため、川本助教らは、プレートの裂け目や隙間に浸透した海水が、地中に引きずり込まれたものと結論づけたとのことです。
【相撲】
「日馬富士 蘇り飾る土俵入り」
出雲大社(出雲市大社町)で行われている大改修「平成の大遷宮」を祝って28日、大相撲の横綱日馬富士が境内で土俵入りを奉納いたしました。
雨にもかかわらず、境内には大勢の参拝者が詰めかけ、一斉に「ヨイショ!」のかけ声をあげました。 日馬富士は、太刀持ちに隠岐の島町出身の隠岐の海、露払いに横綱と同部屋の安美錦を従え、拝殿前で堂々とした不知火型の土俵入りを披露いたしましたが、横綱が境内で土俵入りを奉納するのは近年では記録がないとのことです。
日馬富士も「60年に一度の大遷宮で土俵入りできたのは光栄。感謝とみなさんが元気になるようにと祈った」と土俵入りに込めた思いを語っていました。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。