『本日のニュース』

おはようございます。WEB担当の久保田です。

本日のニュースです。

【話題】

手塚治虫の未発表原稿9枚発見 幻の作品”浮標島”も

マンガ家・手塚治虫(1928~89)が1940年代末ごろに描いた未発表原稿9枚が見つかりました。初期の代表作「メトロポリス」(49年)や「有尾人」(同)のために描きながら使わなかった計7枚のほか、構想ノートにタイトルとあらすじだけが残されていた「浮標島」という作品の1枚も初めて見つかりました。

手塚作品の収集家でもあるマンガ家の松本零士さんが、以前、古書店などから買った資料を整理していて見つけたそうです。

どれもペンで描かれた、ほぼ完成した原稿で、主人公が怪鳥と戦う場面などを描いた「有尾人」には色も塗ってありました。「メトロポリス」の登場人物の絵の上に「超人ミッチー」というタイトルロゴを描いた扉絵もありました。「メトロポリス」とする前に手塚が考えていたタイトルで、ノートにその名前はありましたが、実際にロゴが見つかったのは初めてとのことです。

手塚プロダクションの森晴路資料室長は「構想だけだと思われていた『浮標島』に、マンガの原稿があったとは驚いた」と話しています。


【サイエンス】

NASA、有人宇宙船”ドリームチェイサー”の模擬試験を実施

アメリカ航空宇宙局(NASA)は5月15日、シエラネバダ社の「ドリームチェイサー」を亜音速の状態で操作した際の特徴を評価するため、週内にも宇宙飛行士のグループがラングレー研究所(バージニア州ハンプトン)の模擬試験装置の中に入ると発表いたしました。

ドリームチェイサーは、SpaceX社の有人型ドラゴン宇宙船などと並ぶ、米国の次期有人宇宙船の一つです。かつてNASAがラングレー研究所で開発を進めていたリフティングボディ機「HL-20」のデザインをベースにしています。

試験に臨む宇宙飛行士はさまざまな大気の状況別の操作評価や航法誘導の性能評価を行います。模擬試験終了後はエドワーズ空軍基地(カリフォルニア州)で最終飛行試験を実施し、1万フィート(約3km)で60秒間飛行する予定とのことです。


【イベント】

世界が認めたマツダ自転車


荒川区東尾久の「マツダ自転車工場」が、今年2月に米コロラド州で開かれた手作り自転車の展示会で、トラック競技部門の最優秀賞に輝きました。社長の松田志行さん(67)は「受賞を励みに、自転車の楽しさを伝えていきたい」と声を弾ませています。

松田さんが出展したのは、「北米ハンドメイド自転車展」で、財団法人自転車産業振興協会によると、米国や英国、イタリアなど6か国から約200社が出展したそうです。手作り自転車対象としては世界最大規模の展示会となっています。

松田さんは米国での展示会で他社の自転車を見て、「技術もいいし、デザインの発想が優れている」と感じ、刺激を受けたそうです。「いい自転車とは乗って楽しい自転車。そんな自転車を作るために、もっと努力していく」と理想の自転車作りに意欲を燃やしています。


それでは本日も一日よろしくお願いいたします。

カテゴリー: 本日のニュース   タグ: , , , , , , , , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。