おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【サイエンス】
「火星への片道切符、申し込みは7万8千人以上」
オランダの非営利団体「マーズ・ワン」が先に打ち出した、片道切符による火星への移住構想への参加者募集で、同団体は10日、申込者はこれまで7万8000人以上に達したと発表いたしました。
申請者の出身は120カ国・地域以上に及び、首位は米国からの1万7324件だそうです。マーズ・ワンの報道機関向け声明によると、2位は中国の1万241件で、英国の3581件が次ぎ、ロシア、メキシコ、ブラジル、カナダ、コロンビア、アルゼンチンとインドなどが続いています。
マーズ・ワンは2023年までに、計4人の火星への派遣を計画しています。 同CEOは移住構想を発表した際、火星でのコロニー建設費用などとして約60億ドル(約6120億円)が必要としていますが、この金額が実際に集まるのかは現時点では不明となっています。また、火星の過酷な環境で人間の生命維持システムが2023年までに開発、実現するかの疑問の声もあがっています。
火星へ派遣される4人の人選が決まった場合の1人当たりの支払額は伝えられていません。同団体は計画発表時、1回の飛行につき男性2人、女性2人の搭乗としていて、応募は今年8月31日まで受け付けるそうです。
【イベント】
「西武ドームでバラの祭典」
玉県所沢市の西武ドームで国内最大級のバラの祭典「第15回国際バラとガーデニングショウ」が始まり、世界各国から集められた約100万輪のバラが一斉に咲きそろっています。16日まで開催されます。
今年は特別展示として、没後20年となる女優、オードリー・ヘプバーンさんが愛した英国の庭園「ティンティンハル・ガーデン」の一部を再現しています。ヘプバーンさんの次男、ルカ・ドッティさん(43)も来日し「母がいたなら喜んで一つ一つの花を見て歩いたはず」とあいさつしていました。
また、千葉県船橋市の育種家、小川宏さん(61)が生み出し、日本との友好の証しとしてトルコに贈られた新種のバラ「エルトゥールル」も初公開されています。
エルトゥールルは、明治23(1890)年に和歌山県串本町沖で沈没したトルコ軍艦の名前で、地元の住民が献身的な救助活動をしたことが日本とトルコの友好の原点と言われています。
期間中にはコンサートやバラを使ったフラワーアレンジメントの講習なども予定されています。
【話題】
「ホームの上に電車? いいえ自販機です 千葉・常盤平駅」
新京成電鉄の常盤平駅(ちば松戸市)に、線路を走っているはずの電車を模した自動販売機コーナーが登場いたしました。
飲料やアイスクリームなどの自販機計4台を車体に見立て、上りと下りそれぞれの方向に、現役で走る8800形電車のイラストが描かれています。実物より小さいとはいえ、ちょっと見には電車がホーム上を走っているように見えます。10日に登場して以降、車両から降り立って思わず足を止めて眺めたり、電車を待つ間に写真を撮ったりする乗客が相次いでいるそうです。
電車型自販機コーナーは昨年11月に北習志野駅に初登場し、今回が第2弾となります。北習志野駅ではコーナーの自販機1台当たりの売り上げが構内の他の自販機の約1・5倍になったといい、同社は常盤平駅での結果を見て、さらに他駅への増設を判断したいとのことです。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。