おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【サイエンス】
「2018年にカップルで火星飛行を 宇宙観光客のチトー氏が構想」
「2018年に米国人の男女2人を宇宙船に乗せて火星近くの軌道を飛行させる」と、01年に史上初の「宇宙観光客」となった米国人実業家デニス・チトー氏(72)が27日、民間主導による有人火星飛行の構想を発表いたしました。
着陸せずに高度160キロをブーメランのようにかすめ打ち上げから約500日で地球に戻る予定です。実現すれば30年代の有人飛行を目指す米航空宇宙局(NASA)に先駆けることになります。
構想では、狭い空間での共同生活に適した米国人男女のカップルを選定して18年1月に打ち上げ、火星には同8月に最接近し、19年5月に地球に帰還するとのことです。
【話題】
「菜の花:寒咲き、見ごろ迎える昭和記念公園」
国営昭和記念公園(立川市など)で寒咲きの菜の花が見ごろを迎えています。冬枯れの園内の中で、黄色いじゅうたんが来園者を楽しませています。
昨年9月、約4300平方メートルの「花の丘」に約20万株を植えたそうです。今冬は気温の低い日が続いたため、花も小さめで、見ごろも例年より約1カ月遅いとのことですが、鮮やかに咲きそろっています。
本日2日午後1時〜3時半、菜の花を摘み取って持ち帰ることができるイベントが開催されます。同公園は「3日の桃の節句に合わせ、自宅に飾って楽しんでほしい」と話しています。
【天文】
「冥王星の月に”バルカン” 大人気SFドラマスター・トレックにちなんで」
冥王星を回る月の一つが、米国の人気SFドラマ「スター・トレック」にちなんで「バルカン」と命名される可能性が出てきました。天文学者のチームが25日までネットで実施した人気投票の結果で、最終的にはチームの提案を受けて国際天文学連合が判断することになります。
バルカン星は、ドラマの登場人物で高い知性を持つ「ミスター・スポック」の生まれ故郷で有名な星です。2週間にわたったネット投票は、5つある冥王星の月のうち、まだ記号の名前しか付いていない2つが対象で、約45万票のうち「バルカン」に約17万票が集中し、約10万票の「ケルベロス」を抑えてトップとなっています。
バルカンとはもともとローマ神話に登場する火の神の名前です。またケルベロスはギリシャ神話の3つの頭を持つ地獄の犬の名前です。チームはどの名前を選ぶかは未定としていますが、上位を占めたこの2つが提案される可能性は高いとのことです。
写真はNASAが撮影した冥王星(中央)と五つの月で、まだ命名されていない月はP4、P5と呼ばれています。
それでは本日も一日、よろしくお願いいたします。