おはようございます、WEB制作担当の竹内です。
本日のニュースです。
【芥川賞・直木賞】
「芥川賞に最年長75歳黒田さん 直木賞は朝井・安部2氏」
第148回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞には史上最年長となる75歳、黒田夏子さんの「abさんご」(早稲田文学5号)が、直木賞に戦後最年少となる23歳、朝井リョウさんの「何者」(新潮社)と安部龍太郎さん(57)の「等伯」(日本経済新聞出版社)が選ばれました。
直木賞のこれまでの最年少受賞者は、1940年の堤千代さん(当時22歳)。副賞は各100万円。授賞式は2月中旬に東京都内で開かれます。
黒田さんは1937年、東京都生まれ。早稲田大教育学部卒。1963年に「毬(まり)」で読売短編小説賞に入選。「abさんご」は昨年、早稲田文学新人賞を受賞したデビュー作になります。
受賞作は、ある人物の半生記。小学校入学直前からはじまって、母親の死、戦禍を逃れての転居、家政婦が父と結婚して、家ものっとられる、といったことがらが、横書きでつづられています。蚊帳を「やわらかい檻」、折り紙を「ころあいに張りのある色無地でましかくな紙たば」と表現する独特の手法で、題名には「分かれ道」という意味がこめられています。
【自然・流氷】
「網走で流氷「接岸初日」観測 平年より16日早く」
北海道の網走地方気象台は17日、オホーツク海の流氷が接岸して船舶が航行できなくなる「接岸初日」を網走市で観測したと発表しました。平年より16日早く、昨年より31日早いということです。
網走市では陸上から初めて肉眼で確認できる「流氷初日」を12日に観測していました。
気象台によると、寒気の影響で流氷が大きくなったことに加え、冬型の気圧配置で北風が吹き、沖合の流氷が早く南下したということです。
【工学・表彰】
「「工学分野のノーベル賞」日本人初受賞 奥村・金沢工大名誉教授」
元電電公社移動無線研究室長で金沢工大名誉教授の奥村善久(よしひさ)さん(86)=野々市市本町1丁目=が、全米技術アカデミー(ワシントン)の「2013チャールズ・スターク・ドレイパー賞」の受賞が16日までに決まりました。同賞は工学分野のノーベル賞とも呼ばれていて、日本人の受賞は奥村さんが初めてとなります。
50年前、今の携帯電話の基礎となる移動通信の電波伝搬研究とシステム開発に日本で先駆的に取り組んだ業績が高く評価されました。2月19日にワシントンで贈呈式が行われます。
奥村さんは金沢市出身で、1947年、旧金沢工専電気科を卒業後、旧通産省を経て50年に電電公社に入りました。60年代、将来の移動通信を予想して基礎となる電波の伝搬研究に取り組んで、電波が伝わる環境を独自に分類した「奥村モデル」を編み出しました。
70年、移動無線研究室長に就き、実用化に向けた開発に力を注ぎ、同年、大阪万博会場で携帯電話の試験運用を行いました。
翌71年、通信学会に大容量広域自動車電話方式の構想論文を共同で発表し、反響を呼びました。その後、東芝で製品開発に取り組み79年から2000年まで金沢工大教授を務め、現在、同大名誉教授。
奥村さんは16日、金沢工大で会見して、「天恵が忘れたころにやってきたとの心境だ。使命感と熱意を理解していただきうれしい」と話しました。奥村さんと同じように移動通信の先駆的研究に取り組んだ米国など外国の研究者4人も表彰されます。
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