おはようございます。管理事務担当の穂積です。
本日のニュースです。
【社会】
「はぐれアザラシ?港に…「必要があれば救助も」」
ハタハタを狙う釣り人でにぎわう山形県の酒田港に28日、アザラシが出現しました。
水面から顔を半分出して泳ぐ愛くるしい姿に、釣り人もさおを置いて熱心に写真撮影していました。アザラシが現れたのは、酒田市高砂の酒田港国際ターミナル周辺の海上。防波堤でほぼ囲まれており、アザラシは行き場を失ったかのように、何度も顔を出しては水中に潜っていました。鶴岡市立加茂水族館によると、灰色がかった体の色や顔、大きさなどから、今春生まれたゴマフアザラシとみられ、庄内沖に現れることはまれにあるということです。
村上龍男館長(73)は「北海道沖で暮らしているアザラシが仲間とはぐれ、餌を求めて南下したのではないか。餌のハタハタが1月から減るので、必要があれば救助したい」と話していました。
【経済】
「新OSのスマホ、ドコモが来年にも発売へ」
携帯電話最大手のNTTドコモは、韓国サムスン電子などと共同開発している基本ソフト(OS)を載せたスマートフォン(高機能携帯電話)を、2013年にも発売する方向で検討に入った。
スマートフォン向けOS市場では現在、米グーグルと米アップルが合わせて約9割のシェア(占有率)を持っており、ドコモは、両社に対抗する勢力づくりを目指すとのこと。 ドコモなどが共同開発しているOSの名称は「タイゼン」。ドコモは、サムスン電子が13年に発売する見通しの端末を、日本で発売することを検討している。タイゼン端末が、ほぼ同じ時期に他国で発売される可能性もある。 グーグルのOS「アンドロイド」のスマートフォンや、アップルのiPhone(アイフォーン)=OSは「iOS」=は、それぞれの仕様に合わせた応用ソフト(アプリ)が使いやすくなっている半面、ドコモの通信販売事業のように携帯電話会社が独自サービスを提供したり、独自に安全性を高めたりするのが難しいそうです。これに対し、タイゼンは基本技術が公開されていることに加え、携帯電話会社による独自サービスの提供を前提に開発が進められているのが特徴です。
【教育】
「途上国へ80万冊 再生ノート20年」
東京都豊島区内の印刷や製本の業者らが業務で残った紙を使ってノートを作り、途上国の青少年に贈る活動を始めて今年で20年になり、これまでに届けた冊数は80万冊を超えました。不景気で廃業する会社も多いが、業界関係者は「子供たちの笑顔が励み。今後も継続していきたい」と意気込んでいます。
1993年から活動を続けてきたのは、区内の業者らでつくる「区印刷関連産業団体協議会」。集めた紙をA4サイズに裁断し、64ページのノートを作製。途上国の子の教育支援活動を行う国際協力NGO「ジョイセフ」(新宿区)を通じ、毎年3万冊以上を贈っている。ノートは「子供たちが自由に使えるように」(同協議会)と無地で、大きさやページ数は20年前から変わっていないそうです。
きっかけは、区が88年から始めた放置自転車の海外寄贈。池袋駅周辺の放置自転車のうち、持ち主が現れず、利用可能なものを再調整し、東南アジアやアフリカに贈っていた。この時、区の担当者が、自転車を運ぶコンテナに隙間があるのを見つけ、「このスペースで何か運べないか」と思いつき、ノートの寄贈が持ち上がったとのこと。
同協議会の亀井一司会長(74)は「開始当初は、会社が終わった後、皆で残り紙を回収し、裁断して作った」と振り返りました。
現在、同協議会には約70社が加盟するが、廃業などで年々減少している。区から年100万円の製本費補助を受け、紙の回収や裁断を委託して活動を続行しているとのこと。亀井会長は「メンバーの高齢化で負担は重くなっているが、子供たちの学ぶ場を作れることは、何よりうれしい」と話されていました。
それでは本日も一日よろしく御願い致します。