おはようございます。内勤事務担当の鈴木です。
本日のニュースです。
【環境】
「新潟・佐渡島に新種のカエル」
新潟県・佐渡島で15年前に見つかったカエルが新種とわかり、サドガエルと命名されました。
新種の宝庫である南西諸島を除くと、日本国内でカエルの新種が見つかるのは22年ぶりということです。広島大、新潟大、横浜市繁殖センターのグループが11日、発表しました。
体長4センチほどのこのカエルは、新潟大の関谷国男教育支援員が発見。国内の水辺でよく見られるツチガエルと似ていますが、一回り小さいことや、背中の模様、黄色い腹部などの違いがあり、三浦郁夫・広島大准教授らが遺伝子や繁殖能力を調べたところ、新種とわかりました。「ギューンギューン」と鳴くそうです。
グループによると、佐渡島の生き物は本州の生き物とよく似ており、別種が見つかる可能性は低いとされてきましたが、このカエルは20万~80万年前に佐渡島が本州から分かれたあと、固有の進化をとげたようです。
【文化】
「“聞く力”が100万部 20年ぶりのミリオンゼロ回避」
阿川佐和子著「聞く力 心をひらく35のヒント」(文芸春秋)が10日、今年発行の本で初めて100万部に達しました。今年は12月に入った時点でミリオンセラーがなく、「20年ぶりのゼロ」(出版科学研究所)になる可能性がありました。
「聞く力」は1月に発売されたもので、同社が10日、15万部の増刷を決めて到達しました。文春新書の向坊健編集長は「用事はメールで済ませてしまう時代、改めて人の話を聞くことの大切さが響いたのではないか」と話しています。
【天文】
「ふたご座流星群見ごろ 13~14日がピーク」
冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」が、今月13日夜から14日未明にかけて観測のピークを迎えます。国立天文台によると、今年は観測の邪魔になる月明かりがない好条件とのことです。
ふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ三大流星群の一つで、流星の数が多く観測しややすい流星群です。
流星群は午後8時ごろから見え始め、真夜中すぎから明け方にかけて増加し、条件が良ければ1時間で流星が30個ほど観測できる地域もあるそうです。
同天文台は12日夜~16日朝まで観測報告を受け付けるキャンペーンを実施し、「簡単にあきらめず、最低15分間は観察しよう」とアドバイスしています。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。