『本日のニュース』

おはようございます。コールセンター片倉です。

本日のニュースです。

経済

                    「“絶対王者”サムスン失速

 

 快進撃を続けてきた韓国サムスン電子が変調をきたし始めた。世界首位を誇る液晶パネル事業などの不振で、今年4~6月期の営業利益が前年同期比25%減という落ち込みを記録した。過去最高の業績をあげてからわずか1年。収益性で大きく水をあけられてきた日本メーカーが付け込む隙も出てきた。

  かつて稼ぎ頭だった液晶パネルなどのディスプレー部門は、世界的な価格下落が直撃。昨年4~6月期には8800億ウォン(640億円)もの営業利益をたたき出したが、1年後の今年4~6月期は2100億ウォン(140億円)の赤字となり、これで2四半期連続の赤字だ。圧倒的な設備投資で生産効率を高め、価格競争で日本メーカーを蹴落とす。そんなサムスンの必勝パターンが崩れつつある。

 そんな状況で、日本メーカーは技術面で先行することに勝機を見いだそうとしている。DRAM世界3位のエルピーダメモリはDRAMとして最小となる回路線幅25ナノ(ナノは10億分の1)メートル製品の量産を世界で初めて開始した。従来の30ナノ製品と比べて消費電力が約20%削減でき、スマートフォン用に一段の需要が見込まれる。 また現在、東芝とソニー、日立製作所の3社は官民ファンドの産業革新機構を巻き込んで中小型液晶の事業統合を模索しているが、「日本勢が‘国策’として有機ELの研究・開発に取り組めば逆転のチャンスも十分にある。」と関係者は語る。

サイエンス

              「火星表面に水の流れ?生命存在の謎解明へ。

 米航空宇宙局(NASA)は4日無人探査機のデータを分析した結果、火星の表面に液体の水が流れている可能性を示す痕跡を見つけたと発表した。

真水だと低温で凍ってしまうため、ある程度の塩分を含むとみている。火星には極地や高緯度地域で水が氷の状態で存在する事が分かっているが、生命の存在に欠かせないとされる液体の状態で存在する可能性を示す証拠は初めてという。

 

 NASAの研究チームは火星を周回する無人探査機が撮影した火星表面の高解像度画像を分析。南半球の中緯度地域で毎年、春から夏にかけて斜面に沿って細長い線が現れる一方、冬になると模様が消えてしまう場所が複数あることを発見した。こうした現象が起きるのは、温かい季節に水が流れていると考えるのが最も理にかなうという。

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