おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【文化】
「なりきり「耳飾りの少女」マウリッツハイス展」
オランダ・フランドル絵画の名作を集めた「マウリッツハイス美術館展」(朝日新聞社など主催)を開催中の神戸市立博物館の周辺で、道行く人がフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」になりきるイベントが開かれました。
同展を先に開催した東京都美術館のボランティアが考案した企画です。青いターバンや黄色いガウンの着せ替えセットを抱えたスタッフが街に繰り出し、希望者はその場で「少女」の姿になり、額縁状にくりぬいた板の後ろ側でポーズをとり、記念撮影を楽しんでいました。
「振り向き方や視線の方向をまねるうち、名画がぐっと身近になった。いい試みですね」と大阪府泉佐野市の主婦上野久美香さん。「ブログのネタに」と変身した兵庫県宝塚市の会社員丸山良二さんは、「展覧会は平日にゆっくり見るつもり。本物を見る前に絵の中に入るなんて不思議な気分です」と笑っていました。
開催は午前11時~正午は市立博物館前、午後1時から2時すぎまで大丸神戸店前、同2時半~3時は三宮センター街の予定です。参加無料。撮影希望者はカメラを持参。マウリッツハイス美術館展は来年1月6日までです。
【経済】
「「プリウス」非常用電源に 対応車種を販売」
トヨタ自動車はハイブリッド車(HV)「プリウス」を一部改良し、災害時に非常用電源として利用できるモデルの販売を開始したと発表しました。
オプション価格6万3000円で本体(価格232万~334万円)に機能を設定できます。プラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」にも11月1日からオプション価格9万4500円で対応車種を投入する。
最大電流は15アンペアで、付属の100ボルトコンセントにつないで炊飯器を使ったりスマートフォン(多機能携帯電話)に充電したりできます。この機能は、ミニバン「エスティマHV」に標準搭載されています。東日本大震災直後の停電時に湯沸かしなどに活用できると好評だったため搭載車種を拡充しているとの事です。
【経済】
「関電 来春にも値上げ家庭向け1割軸に申請へ」
関西電力は、来年4月以降に電気料金を上げる方針を固めました。値上げ幅は、国の認可が必要な家庭向けで1割程度を軸に年内にも政府に申請する。企業向けなどの大口は2割程度の方向です。原発の再稼働次第で値上げ幅は圧縮できるため、早期の再稼働も並行して求めていく方針との事です。
関電が値上げ時期として現在、最も有力視しているのは来年4月。国の認可がいらず、双方の交渉で価格が決まる企業との料金契約の更新時期が、年度が変わる4月に集中するためです。
家庭向けも同じく4月の値上げをめざす。値上げ幅は、東京電力が申請した10%を軸に具体的な検討に入るとの事で、最終的には原発再稼働の見通しやコストの削減幅を見極めて、時期や幅を最終的に判断するとの事です。
申請を受けて経済産業省は、約4カ月間かけて人件費などコストの中身を審査したり、利用者の意見を聞いたりして、認可するかどうか決めるとの事です。認可されれば1980年以来33年ぶりとなるとしています。