おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【経済】
「残暑で需給切迫か 大口契約者に節電要請」
東京電力は、厳しい残暑で19日の電力需給が切迫する恐れがあるとして割引料金プランに加入している大口契約者に節電を要請しました。
契約者の協力が得られれば、ピーク需要は最大10万キロ・ワット減少の4630万キロ・ワットになると見込まれますが、供給力(4925万キロ・ワット)に対する使用率は今夏最高(93%)を上回る94%になる見通しです。
東電は9月に入り、一部の火力発電所を点検のため停止させていますが、厳しい残暑で使用電力が伸び使用率は今月15日以降90%以上が続いています。
節電要請は、今夏の節電対策として設けた「デイリープラン」に加入する契約電力500キロ・ワット以上の大規模工場など約500件が対象で、節電量に応じて料金を割り引きます。東電は14日にも、契約電力が500キロ・ワット未満を対象にした同様のプランの契約者に節電を要請しています。
【エンターテインメント】
「おおかみこどもの雨と雪 興収40億円突破オリジナルアニメとしては異例大ヒット」
劇場版アニメ「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の最新作「おおかみこどもの雨と雪」が7月21日の公開から59日で興行収入40億円を突破したことが明らかになりました。
細田監督にとっては「サマーウォーズ」(09年)の約16億5000万円などを大きく上回る自己最高記録で、「びっくりしました。有名な原作があるわけでもないノンブランドな作品がたくさんの方に支持していただいたのはありがたい」と喜んでいます。
細田監督は「母が主人公のアニメという変わった映画ではありますが、親子の間に流れるもの、子どもが成長しながら親も成長する姿に皆さまが共感してくださった結果だと思います」とコメントしています。
「おおかみこどもの雨と雪」は、主人公・花(はな)と“おおかみおとこ”との出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、“おおかみこども”の雨と雪の成長と自立までの13年間を描いた作品です。花の声を女優の宮崎あおいさんが、花と子どもたちを優しく見守る“おおかみおとこ”の声を俳優の大沢たかおさんが担当しています。43の国・地域での配給が決定しています。
【地域】
「お堂も絵馬もネコ一色「ネコ寺」山里に人招く」
ネコのお堂、招きネコ、ネコの絵馬。山口県萩市の山あいに、「ネコ寺」と呼ばれる山寺があります。ネコづくしの境内には過疎化が進む地域の住民に親しまれ、明るい話題をもたらしたいという住職の思いがあふれています。
萩市吉部上(きべかみ、旧むつみ村)の臨済宗雲林寺(うんりんじ)。門の下で木彫りのネコが出迎えてくれます。庭にはネコ型のお堂や石造りのネコ、本堂の正面には1.3メートルほどの招きネコも2匹います。玄関には約500体のネコの置物。ネコの絵馬やおみくじ、お守りも作りました。「ほとんど僕の趣味です」と住職の角田宗岳(すみだそうがく)さんは笑っていました。
ネコとの関わりは6年前、事故で亡くなった知人の形見としてネコのコレクションを受け取ったことに始まります。それ以来知り合いや地元の住民からネコの置物や人形をもらうことが不思議と増えたとの事です。