おはようございます。管理発注業務の玉田です。
本日のﾆｭｰｽです。
【ビジネス】
「牛丼大手３社、すべてが増益」
牛丼チェーン大手３社の２０１１年３月期決算（吉野家ホールディングスは２月期）が１３日、出そろった。
本業のもうけを示す営業利益と税引き後利益は、２年ぶりに黒字転換した吉野家ＨＤを含めて３社すべてが増益となり、業績回復が鮮明となった。ゼンショーと松屋フーズの２社が増収となった。
ゼンショーは積極的な出店で売上高を拡大すると同時に、コスト削減などによって利益も大幅に伸ばした。吉野家ＨＤは牛丼の値下げ競争の激化や、不採算店の閉鎖などで売り上げは伸び悩んだが、コスト削減の徹底で利益を積み上げた。松谷フーズは期間限定の牛めし値引きキャンペーンを計８回行うなどして、売り上げと利益を大幅に伸ばした。
業界では、吉野家ホールディングスが展開する「吉野家」が２６日午前１０時から８月２日午後３時まで全国の店舗で牛丼や牛皿など８品目を一律１１０円値下げし、牛丼の「並盛」はすき家の定価２８０円を下げまわる２７０円にしたが、ゼンショーが展開するすき家は２９日午前９時から８月１１日午前８時まで、牛丼６サイズを３０円値下げし、「並盛」は２５０円にする。
「イケア・ジャパン平成３２年までに国内１３店舗へ」
世界最大の家具専門店「イケア」（スウェーデン）の日本法人、イケア・ジャパン（千葉県船橋市）は２８日、首都圏や関西の既存店を含め国内で最大１３店を平成３２年（２０２０年）までに開設する計画を明らかにした。同社が中期的な店舗目標を開示したのは初めて。
イケアは平成１８年、千葉県船橋市に日本１号店を出店し、既存５店舗の売り場面積は平均約４万５千平方メートル。くまなく商品を見て回れる店づくりが奏功し、全店の年間来客数は２１００万人を超える。
今後の計画として来年４月、九州初出店となる「イケア福岡新宮」（福岡県新宮町）を開業。３月に全線開業した九州新幹線を追い風に、九州全域と広島県以西から集客を見込む。また、東京都立川市のＪＲ立川駅前の国有地も取得しており、２７年をめどに「立川店」を開設する計画との事。
【科学】
「宇宙基地、２０年にも落下させて廃棄？」
ＡＰ通信によると、ロシア宇宙庁幹部は２７日、国際宇宙ステーションが運用を終えた後、２０２０年にも太平洋上に落下させて破棄する計画があることを明らかにした。
サッカー場ほどの大きさで重さが約４００トンあるステーションを地球周回軌道上に放置すれば危険な宇宙ゴミとなったり、予測できない場所に落下する恐れがあり、うまく制御して海に落とす必要があるという。
ロシアは１５年間運用した同国の宇宙ステーション「ミール」を、０１年に南太平洋上に落下させることに成功した経験があるが、ステーションを落下させるとなれば、これを上回る作業となる。
国際宇宙ステーションは日本や米国、ロシア、カナダ、欧州が協力して建設、高度約４００キロの軌道上にある。
