おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「佳純にビッグボーナス!米1トン&報奨金」
ロンドン五輪卓球女子団体銀メダルの石川佳純選手が、都内で行われた所属の全農の報告会に出席し報奨金100万円とお米1トンのビッグボーナスをゲットしました。五輪後初の実戦として9月21~23日のW杯(中国・黄石)に出場することも明かしました。
報告会では約100人の職員から祝福を受けました。お米1トンは約10年分に相当し、東京が招致する2020年五輪の先まで食べられる計算になります。ロンドンの選手村でもご飯を炊いていたという石川は「1トンでどれくらいだろう!? ありがとうございます」と目を丸くして大喜び、100万円の使い道は「みんなで旅行に行きたい。ハワイとか」と夢を膨らませました。
今後はW杯に向けて練習を再開します。五輪シングルス金メダルの李暁霞選手、同銀の丁寧選手ともに中国もエントリーするハイレベルな大会です。今年2位に終わった全日本選手権(来年1月、東京)でも「リベンジしたい」と女王復帰を目指します。「リオでは個人戦のメダルを取れるように頑張りたい。1年ずつ技術を上げて成長したい」と新たなスタートを切ります。
【経済】
「「ステテコ」復権、カラフルで若者にも」
かつては「おじさん専用」のイメージが強かったステテコ。節電・クールビズ意識の浸透で吸汗機能に加え、さまざまな素材や色が登場しました。若い世代にも人気が高まっています。
「今や夏のアイテムの一つとして定着している。市民権を得た感じです」と話すのは、東武百貨店池袋店(東京都豊島区)の担当バイヤー黒沢利昭さん。同店では2年前からステテコの取り扱いを増やしており、昨年は1万2千枚が売れました。若い世代には、動物のプリント柄などポップなものが人気です。黒沢さんは「部屋着や近所の外出もできるものが増えた。値段も手頃で、家族やパートナーに買っていく女性も多い」との事です。
伊勢丹新宿店(新宿区)でも今年、ステテコの取り扱いを昨年比で3割増やしました。「20、30代でも買われる方が増えた」(同店)。都内に住む男性会社員も、数年前にスーツを買った紳士服店の勧めでステテコをはき始めたとの事です。仕事は営業で「クールビズでもスーツは外せない。ステテコをはくと、汗でズボンが肌に張り付かなくて、思った以上に快適だった」と話しています。同店によると、白やベージュなど淡い色のズボンの流行で、かつては「ラクダ」と敬遠されていたベージュ色も透けにくさから人気があるという事です。
扱うメーカーも増えています。カジュアル衣料チェーンのユニクロは全店に「ステテコ・アドバイザー」を配置し、シーンに応じたさまざまなはき方を提案するほか、ギフトとして贈る際にもアドバイスしてもらえるとの事です。
抗菌・防臭といった高機能のもの、人気キャラクターとのコラボレート商品などがあり、海外でも「日本発の快適でユニークなカジュアルウエア」として「STETECO」を販売しています。
ワコール(京都市南区)も今夏これまでの「部屋テコ」に加え、吸水速乾と接触冷感機能を付けた「冷やテコ」、1枚ばきができる「さらパン」を新たに発売します。女性向けのルームウエア「女子テコ」も好調という事です。部屋テコは昨年までの2年間で30万枚近くを売るヒット商品になりました。同社では「(妻や母ではなく)自身で買う男性が増えました。下着に対する男性の意識が変わりつつあるのではないか」と分析しています。
【社会】
「TV型ラジオ、ピアノっぽい扇風機 謎の家電が一同に」
高度経済成長期の昭和30年代から40年代にかけ開発・販売された家電製品を生で見ませんか。大阪市立住まいのミュージアム研究員の増田健一さんが収集した電化製品や生活用品など約150点を展示する企画展「タイムスリップ・昭和家電」が28日から足立区立郷土博物館(大谷田5丁目)で始まります。
展示されるのはトーストとホットミルク、それに目玉焼きが一度に調理できるという「スナック3」や、テレビが高価で庶民には手が届かなかった当時テレビを見ている気分だけでも味わってもらおうとした「テレビ型ラジオ」、さらにピアノの形をした「卓上扇風機『ピアノ』」など家電メーカーのチャレンジ精神あふれる電化製品の数々です。
「三種の神器」といわれた白黒テレビや洗濯機、冷蔵庫に加え、当時の看板やのれん、洗濯用せっけんなども展示されます。