おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【地域】
「10万人超の観光客呼ぶ 「立川ねぶた」地域に絆」
青森の夏の風物詩「ねぶた」が17日から3日間、東京都立川市羽衣町の東立川商店街通りにも現れます。今年で14回目を迎える「羽衣ねぶた祭」です。衰退する商店街を元気づけようと青森から輸入したイベントで、今や10万人超の観光客を呼び込むまでに成長しました。住民たちの結束を強める役割も果たしています。
同市羽衣町の公園で、武者絵が描かれた高さ4メートル、幅4メートルのねぶたを囲み、十数人の男がハシゴに登って作業をしていました。雨にぬれても破れないよう防水加工をしたり、夜空に映えるよう発電機を取り付けたりと工夫をしていました。
現場を仕切る「羽衣ねぶた会」の堀内芳文会長は汗をぬぐって笑いました。「たかだか3日間のためだけど、手がかかるのよ。まあ、こういう準備が楽しいんだけどさ」と話していました。
【サイエンス】
「インド 初の火星探査機2013年11月に打ち上げへ」
インドのシン首相は15日に行った独立記念日の演説で、無人火星探査機打ち上げの計画を政府が了承したと発表し、「科学技術分野の大きな1歩」を踏み出すと宣言しました。
インド宇宙研究機関(ISRO)の元当局者によると、火星探査機は2013年11月に打ち上げを行い10カ月間の飛行を計画しています。生命の起源や進化、存続可能性について探ることを目標としています。
インドは1975年に初の人工衛星を打ち上げ、2008年に月の軌道に無人探査機を送り込みました。16年には初の有人宇宙飛行を計画しています。
火星では米航空宇宙局(NASA)の無人探査機が活動中ですが、インドが13年の計画を成功させれば、アジアの国としては初めてとなるとの事です。日本は1998年に探査機を火星の軌道に乗せることに失敗し、中国の探査機は今年1月ロシアの「フォボス・グルント」とともに落下しました。
【地域】
「神奈川の高校 生徒用トイレ、保護者らがおしゃれに改装」
神奈川県鎌倉市の県立七里ガ浜高校(870人、吉田幸一校長)で、保護者や教員らが「生徒が気持ちよく身だしなみを整えられる空間に」と生徒用トイレをしゃれたパウダールーム(化粧室)に改善する作業を進め29日の始業式から使用するとの事です。
4年後に創立40周年を迎えることから、保護者会や同窓会で記念事業を検討。生徒に喜んでもらえるよう、トイレを明るく楽しめる場に変えることにしたとの事です。
男女トイレとも、洗面台の鏡のほかに入り口近くに縦91センチ横35センチの姿見を置きます。制服をきちんと着ているか確かめるのに役立ててもらい、清潔にし積極的に受け入れている外国からの留学生にも快適に使ってもらうとの事です。
資材などの費用は保護者会の寄付百数十万円を原資として活用します。ペンキ塗り作業などは保護者会前会長の小林直美さんらがボランティアで7月に2回、8月に2回、それぞれ4~20人で担当しました。
腰板にはニスを丁寧に塗り、壁はうすい黄緑色に仕上げ、明るく温かみがある空間になりました。入り口の表示板は美術部員が制作します。トイレの中には木のベンチも置き、憩いの場ともなりそうだと話しています。