おはようございます。WEB制作担当の石野です。
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
皆さま、“土用丑”はご存じのことと思いますが、うなぎは堪能されましたか?
私も先日、うなぎをいただいてまいりました!
船橋市にあります、老舗店「 うなぎ割烹 かく本」さんです。
店内は落ち着いた和の空間。テーブル席の他にお座敷席もありますから、
混雑していない時間帯ならば、上がってすこしゆっくりできますね。
灯りは和紙を使ったやわらかな照明で、心おちつきます。
しかし、、、
、、落ち着いてなどいられないわけです。(笑)
うなぎの肝串です、運よく口にする事ができました。一体何匹分でしょうか。
別途調べてみましたが大体4~6匹分でこのような串焼きが出来るようです、大変な贅沢です。
香ばしく濃いめのタレで焼きあげられています。お茶で頂いておりましたが、お酒好きの方ならば悶絶必至が容易に想像できる逸品でした。
メインのうな重は
脂のりもちょうどよく飽きがこない。タレもご飯の量にちょうど良いです。お味は薄めです。
本当に申し訳ない、お伝えしきれません!写真ではわかりにくいかと思いますから、ここはひとつ・・・ぜひ確かめに行かれてくださいね♪
さて、土用丑のうんちくを改めて調べてみました。「平賀源内が発明した!」という俗説(?)とは別の、大変興味深い内容をご紹介します。
~土用とは~
元々は土旺用事(どおうようじ)と言ったものが省略されたものです。
現在、土用というと夏の暑い時期の土用だけを指すようになってしまいましたが、本来土用は1年に4回あります。1回の土用の期間は18~19日。これが4回ありますから72~73日が土用の期間と言うことになります。
「土用」が生まれた理由には五行説(ごぎょうせつ)という古代中国で生まれた思想が関係しています。この世のあらゆるものは全てが木火土金水の五つの要素の組み合わせで成り立つという考えで、色や味、星々などあらゆるものをこの組み合わせで説明しようとしました。四季まで五行で説明しようとしたのです。
春は木(植物)が盛んに伸びる季節。
夏は火のように暑い季節。
秋は金属のように冷えてゆく季節。
冬は水のように冷えきって停滞する季節。
といった具合です。しかし季節は四季であって、五季ではありません。五行を割り振ろうとしても一つ余ってしまいます。そしてその余ったものが「土」の気というわけです。そこで五行説を信じる人々は、「土の性質は全ての季節に均等に存在するんだ!」と考えることにして、各季節の最後の18~19日を「土用」としました(これで1年の日数が均等に五行に割り振られたことになります)。今は土用というと夏だけが言われますが、本来は全ての季節に土用があります。
今年の土用入は7月19日。土用明は8月16日です
~丑の日とは~
「丑」は十二支の「丑」です。年には今でも十二支を割り振ることが行われていますが、十二支は日付や時刻、方角などにも適用されていて、12日に1度は「丑の日」がやってきます。
~土用の丑の日とは~
土用期間中の、丑の日、ということになります。
なぜうなぎなのかについては諸説ありますが、丑の日の「う」からこの日に「うのつくもの」を食べると病気にならないと言う迷信や、「うし」の文字がウナギを連想させたため、などがあります。
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難しい事を考えずに楽しむのも、よろしいかと思います。
暑い夏を乗り切るのに、ぴったりの食材ですからね。
それでは本日もよろしくお願いいたします。