おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「ロンドンオリンピック開幕」
27日、ロンドンオリンピックが開幕いたしました。開会式は、英国の国土や歴史、王室、映画や音楽などの文化が持つ魅力を前面に押し出す内容でした。
演出を担当したのは、アカデミー作品賞などを受賞した映画「スラムドッグ$ミリオネア」で知られるダニー・ボイル監督。中世の田園地帯で農民たちがリンゴを投げ合う遊戯やクリケットに興じた時代に始まり、産業革命を経て、女性や労働者が普通選挙権を獲得して国が近代化される過程を歴史絵巻のように演出していました。
中盤以降は20世紀英国の象徴が次々と登場しました。エリザベス女王自らがビデオ映像の中で演技に応じ、ダニエル・クレイグふんするスパイ、ジェームズ・ボンドと共にバッキンガム宮殿からヘリコプターに乗り込み、メーンスタジアム上空で飛び降りるという意表を突く展開を演出し、その直後に貴賓席に女王が姿を現すと、8万人の観衆から驚きの声と大きな拍手が上がりました。
【宇宙】
「こうのとり、星出さん滞在のISSにドッキング」
日本の無人補給船「こうのとり(HTV)」3号機は28日未明、星出彰彦宇宙飛行士(43)が長期滞在中の国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングいたしました。
こうのとりのドッキング作業には日本人飛行士として初めて星出さんが携わりました。このこうのとりは21日、種子島宇宙センター(鹿児島県)から、H2Bロケット3号機で打ち上げられたものです。
宇宙航空研究開発機構の立川敬二理事長は「こうのとりをISSに結合させた場面を目の当たりにし、誇りと喜びの念に堪えません」との談話を発表いたしました。
【海外】
「二次大戦で沈没の英商船から大量の銀塊」
第二次大戦中、アイルランド沖480キロの北大西洋海底に沈んだイギリスの商船ゲアソッパ号から、大量の銀塊が回収されました。
同船の探査・回収作業にあたるオデッセイ・マリン・エクスプロレーション社によると、船内にあった銀塊240トンのうちこれまでに48トンを回収していますが、沈没船から回収された貴金属としてはおそらく史上最深度、最大量とのことです。
1941年2月、銀塊のほかに銑鉄や茶葉を積んでアイルランドへ向かっていたゲアソッパ号はドイツ空軍機に発見され、同海域に到着したドイツ軍潜水艦Uボートの魚雷を受けて沈没しましたそうです。4700メートルの深海に沈んだ銀塊240トンは当時の価値で60万ポンド、現在なら1億5000万ポンド(約180億円)になるそうです。
それでは本日も一日よろしくお願いします。