おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【海外】
「ロンドンの駅に「歩行発電」装置」
ロンドン・オリンピックで利用される主要駅に、「歩行発電」装置が設置されています。1回踏むと約5~7ワットの電気が生じるタイルが敷設され、メイン会場までの歩道を24時間照らし出すそうです。
Pavegen Systems社のタイルは、地下鉄ウェストハム駅の大きな特色のひとつとなっています。この駅は、ロンドンで7月27日から8月12日まで開催される2012年夏季オリンピックで、数百万人の観客が利用する主要駅のひとつです。
駅を歩く人たちから得た運動エネルギーが電気に変換され、12個のLED投光照明に電力を供給するために使われています。この種の装置が輸送インフラに設置されるのは今回が初めてのことです。
Pavegen Systems社のタイルは、人間の歩行から生まれる運動エネルギーを、利用可能な電気エネルギーに変換できる洗練された設備です。人間がタイルの上を歩くとタイルの表面が5mm沈み込み、1回のステップで運動エネルギーを約5~7ワット(5~7ジュール)の電気に変換する(発電量はタイルにかかる力の大きさによって異なる)とのことです。
【宇宙】
「スペースシャトル初号機の余生」
7月19日、ニューヨークのマンハッタンにあるイントレピッド海上航空宇宙博物館でスペースシャトル初号機エンタープライズの展示が始まりました。一般公開に先立って記念式典が行われ、NASAのチャールズ・ボールデン長官も出席してエンタープライズの新たな門出を祝福いたしました。
エンタープライズは、1977年に大気圏での滑空試験を複数回実施し、推力を使わず安全に滑空して帰還できることを実証しました。しかし、エンタープライズは宇宙に到達することはなく、1985年に役目を終えてスミソニアン協会に寄贈されました。
以来、ワシントンD.C.郊外にある同協会所管の国立航空宇宙博物館スティーブン・F・ウドバーヘイジー・センターで20年余り展示されていましたが、同センターに昨年引退した僚機「ディスカバリー」の常設展示が決まり、エンタープライズはイントレピッド博物館へ引っ越すこととなりました。
エンタープライズは当初アメリカ合衆国憲法発布200年を記念して、憲法を意味する「コンスティテューション」と名付けられる予定だったが、当時米国で放映されていたテレビドラマ『スタートレック』に登場する宇宙船エンタープライズ号の名前をつけてほしいという要望が多数寄せられたため、この名称に決まったそうです。
【話題】
「ホッキョクグマ「ゴーゴ」に氷のプレゼント」
天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で7月22日、ホッキョクグマの「ゴーゴ」(オス、7歳)に好物のリンゴが入った約64キロの特製氷柱2個がプレゼントされました。
1年で最も暑いとされる「大暑」の日に行われる恒例行事です。暑さで減退しがちな食欲を増進させる目的で行っていいます。
昨年は、「ゴーゴ」のお嫁さんとして来園した「バフィン」(メス、20歳)と共に氷柱を贈りましたが、現在は寝室が別で公開時間も交互に行う別居生活中。氷柱を贈るのも午前と午後に分けて行った。
ゴーゴが氷を割りながら中のリンゴを嬉しそうに食べる様子に、観客から大きな歓声が上がったそうです。
それでは本日も一日よろしくお願いします。