おはようございます。管理発注の玉田です。
本日のニュースです。
【環境】
「風レンズ風車を使った洋上風力発電実験」
九州大学応用力学研研究と福岡市は21日、弱い風でも効率的に発電できる「風レンズ風車」を用いた洋上風力発電の実証実験を今秋に博多湾で行うと発表した。
同レンズによる洋上実験は初めて。福島第一原発事故を受け、太陽光や風力などの自然エネルギーが注目されており、高島宗一郎市長は「福岡発の技術として世界に広がる事を期待したい」としている。
同研究所によると、福岡市東区西戸崎の沖約600メートルの博多湾に、風レンズ風車(直径3.6メートル、定格出力3キロ・ワット)2基を取り付けた六角型の台(直径18メートル)を浮かべる。発電規模や風、波の自然環境、塩害への耐久性などを1年ほどかけて調べる。
環境省の委託事業で、費用は約5000万円。市は周辺海域で操業する漁協などに実験を周知して理解を求める。
【社会】
「胸に黒い喪章、相馬野馬追」
1000年以上の伝統を誇る国の重要無形民族文化財「相馬野馬追」が23日、3日間の日程で福島県南相馬市と相馬市で開幕した。
今年は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で最大の呼び物である「甲冑競馬」と「神旗争奪戦」が緊急時非難準備区域内に祭壇地があるなどの理由で中止に。馬や武者が被災したため、参加騎馬数も例年の6分の1の約80騎にとどまる。
午前8時半から相馬市の相馬中村神社で行われた出陣式には、羽織袴や鎧姿の武者らが胸に黒い喪章をつけて参加。ホラ貝の音が響くなか、震災犠牲者に黙とうささげた後、総大将の指示として、復興を祈りながら更新することが参加者に伝達された。続いて約50人が騎乗し、沿道で大勢の見物客が見守る中、相馬市や南相馬市北部を行進した。