『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【経済】

ミント系のお酒で節電貢献?飲む暑気払いの新商品続々

関西電力管内で節電が続く中、飲料大手が相次いで清涼感のあるミントを使ったアルコール飲料を発売しました。飲食店でもメニューを強化するなど人気が広がっています。空調設定温度の引き上げなどが求められる中、“飲む暑気払い”で節電に一役買う狙いです。

湊町リバープレイス(大阪市浪速区)では、ミントとライム、ラム酒などを使ったキューバ生まれのカクテル「モヒート」を屋外で楽しむ「エコ飲み」イベントが開催され、浴衣姿の若者らでにぎわいました。

同イベントの主催社のひとつで、世界的なラム酒の銘柄「バカルディ」を発売するバカルディジャパンは今春、同社初の缶飲料となる「バカルディモヒート」を発売しました。年間23万5千ケース(1ケースは350ミリリットル缶24本)の販売計画を上回る好調な売り上げだという事です。

一方焼酎大手の宝酒造は、爽快なミントの風味をつけた焼酎「MIN+(ミンタス)」を発売しました。ミントタブレットのような清涼感があり、炭酸などで割って楽しめるという事で「節電で暑い夏にぴったり」)(同社)と期待を寄せています。

同様の試みは飲食店でも広がります。ウェスティンホテル大阪(大阪市北区)の「ブルーバー」は、ラズベリーなど独自のレシピを加えたモヒート6種類をラインアップしました。バーテンダーの塩見和也さんは「ミントはフルーツと相性が良く、好みに応じて楽しめる」という。ミントの風味が暑い夏の節電を新たな需要につなげるカギとなりそうです。

【サイエンス】

太陽光発電の効率、従来の倍以上に 京大が新技術

太陽光発電の能力をいまの2倍以上に高める技術を京都大が開発しました。特殊なフィルターを使い、太陽光の熱を発電用電池が吸収しやすい特定の光に変えます。英科学誌ネイチャー・フォトニクス(電子版)で発表しました。

太陽電池で最も普及しているシリコンは、太陽光のエネルギーを電気に変える効率が20%程度。どんなにがんばって改良しても30%ほどが限界とされています。太陽光にはいろいろな波長の光が混ざっている一方、シリコンが吸収して電気に変えられる光は特定の波長に偏っているためだ。

京大の野田進教授(電子工学)らは、特定の波長だけを取り出す特殊な「フィルター」のような素材を開発した。厚さ6.8ナノメートル(ナノは10億分の1)のガリウムヒ素という半導体の膜を、アルミニウムガリウムヒ素という半導体の膜ではさんだ。

【サイエンス】

日本生物学五輪が閉幕 茨城高の丹野さん日本代表候補に

全国の中高生が生物学の知識を競った日本生物学オリンピック2012つくば大会が閉幕しました。

世界の高校生らが生物学の知識を競う第23回国際生物学オリンピックがシンガポールで開かれ14日に結果が決まりました。

日本から荒木大河さん(宮崎・県立宮崎西高3年)、野田夏実さん(東京・桜蔭高3年)、前田智大さん(兵庫・灘高2年)、依田和樹さん(東京・筑波大付属駒場高3年)の4人が参加し、いずれも銀メダルを獲得しました。

59カ国・地域から計236人が参加しました。

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