おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【海外】
「ガラスのピラミッド、ロンドンに欧州一高いビル」
英ロンドン中心部で5日夜(日本時間6日未明)、地上309.6メートルと欧州で最も高いビルの外装工事完了を祝う式典が開かれました。
「シャード(破片)」と名付けられた全面ガラス張りのピラミッド形ビルは、サッカー場8面分の面積のガラスが使われていいます。関西国際空港などを手がけたイタリア人建築家レンゾ・ピアノ氏が設計しました。建設費4億5000万ポンド(約562億円)のほとんどは、中東カタールの王族が提供しています。
ビルには事務所やホテル、レストラン、マンションが入居し、ホテルは2013年春頃オープンする予定で、ロンドンの新名所になると期待されています。
【話題】
「古代エジプト展7日開幕」
「大英博物館 古代エジプト展」(朝日新聞社など主催)の開会式と内覧会が6日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されました。7日から9月17日まで一般公開されます。
大英博物館が誇る古代エジプトコレクションの中から、世界最長37メートルの「死者の書」パピルスの全容を日本初公開するほか、色鮮やかなひつぎやパピルスの数々、きらびやかなミイラマスクや装飾品など、貴重な作品約180点を公開しています。
開会式に出席したジャン・スチュアート大英博物館アジア部長は「世界最長の『死者の書』は大英博物館の核をなす作品のひとつ。非常にもろくて、すべてを館外で展示するのは今回初めて。作品を通して古代エジプト文明についてより深く知ってもらえたらうれしい」と話していました。
【サイエンス】
「ドイツで新種恐竜の化石発見」
ドイツ南部のジュラ紀後期(約1億5500万年前)の地層から、新種の羽毛恐竜の全身化石が見つかりました。独ミュンヘン大などのチームが2日の米科学アカデミー紀要電子版に発表したもので、リスのようにふさふさした長い羽毛を持つことから、「リスもどき」と名付けられました。
化石は全長約80センチで、頭蓋骨(ずがいこつ)や背骨が完全に固まっていなかったため、生まれて間もない赤ちゃんとみられています。背中や腹にも羽毛が確認され、ほぼ全身が羽毛に覆われていたようです。
骨の特徴から、メガロサウルスと呼ばれる恐竜の一種に分類され、ティラノサウルスなど大型肉食恐竜を含む「獣脚類」の祖先にあたるそうです。羽毛を持つ獣脚類として知られるアロサウルスよりも原始的なことから、羽毛の起源がさかのぼることになります。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。