おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【経済】
「夏にもイチゴ 米開発品種を伊藤忠が本格販売」
伊藤忠商事は今夏生食用では夏場は市場にほとんど出回らないイチゴの本格販売に乗り出しました。
計40トンを東京や大阪の百貨店やスーパーなどで販売します。5年後には400トンまで拡大し、販売地域を順次広げる方針です。
同社は米国で開発された、夏に実がなる「夏イチゴ」の品種「ユーシーアルビオン」の国内独占販売権を獲得した。栽培しやすく甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。
北海道で栽培し今年は道内と東京、大阪で販売します。価格は1パック(280グラム)800~900円程度ですが、業者からの注文に生産が追いつかない状況との事です。
同社によると、国産イチゴの年間生産量の98%(約15万9000トン)が12月から5月に作られて販売されます。6~11月は3000トン程度にとどまり、ほとんどがケーキなどの業務用に使われます。夏イチゴは国内で数十種類が開発されていますが、育成に手間が掛かることなどから生産が伸び悩んでいます。
同社は今後ユーシーアルビオンの産地を広げて、国内でのブランド名も付ける予定です。
【地域】
「一夜限りの夢の競演 県阿波踊り協会・阿波おどり振興協会」
徳島県阿波踊り協会と阿波おどり振興協会を代表する4連が、徳島市のアスティとくしまで8月11日に開かれる選抜阿波踊り大会前夜祭(徳島市観光協会、徳島新聞社主催)で競演します。両協会の踊り連が共同して舞台を演出するのは、ほぼ半世紀にわたる前夜祭の歴史の中で初めてです。一夜限りの夢の競演で夏の祭典を盛り上げます。
競演に参加するのは県協会の娯茶平と蜂須賀連、振興協会の阿呆連と天水連。娯茶平と阿呆連、蜂須賀連と天水連がペアとなり、同じ舞台に立ちます。
娯茶平は「静」、阿呆連は「動」が魅力の一つで鳴り物の中心は娯茶平が三味線なら、阿呆連は鉦(かね)、太鼓。対照的な踊りをどう融合させるかが注目されます。一方、蜂須賀連と天水連はともに優美な女踊りと躍動感のある男踊りが見どころで、競演で両連の良さを際立たせる演出を目指します。
前夜祭は3部構成で第1部(30分)が県協会、第2部(10分)が4連の競演、第3部(30分)が振興協会の舞台となります。
前夜祭は1964年に初めて開かれました。今回のように両協会を代表する連が共同して舞台に立つ演出はこれまでなかったとの事です。4連の連長は「画期的な演出。私たちも血が騒いでいる。喜んでもらえるよう、いい舞台をつくりあげたい」と意気込んでいます。前夜祭のチケットは7月1日発売です。
【文化】
「待ちきれず500人が列 マウリッツハイス美術館展開幕」
フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」など17世紀オランダ・フランドル絵画の名品約50点を紹介する「マウリッツハイス美術館展」(朝日新聞社など主催)が30日東京・上野の東京都美術館で始まりました。
初日の開室前にはこの日を心待ちにしていた約500人が列を作りました。先頭にいた埼玉県蕨市の飲食店経営の楠田兼路さんは「2年前に真珠の耳飾りの少女が日本に来ることを新聞で知り楽しみにしていました。昨夜店を閉めてからそのまま来ました」と話しています。期間は9月17日までです。