『カフェインとの付き合い方』

【生活習慣情報】

おはようございます。内勤事務担当の石野です。
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

寒い日が続いていますね、朝晩はまるで秋のようです。体調に気を配ってこのおかしな気候を乗り越えましょう。
さて、みなさんは水分を何でとっていますか?
今回は飲み物とカフェイン量についてお伝えします。

カフェインの働き

コーヒーカフェインは胃液の分泌を増加させます。
適度であれば食欲増進しますが、過剰になると消化性潰瘍のリスクを高めることにもなります。

眠気や疲労感をとり、思考力や注意力を増す作用、脳血管を収縮させる作用もあるので、片頭痛がやわらぐ作用があります。
そのため市販の鎮痛薬、風邪薬、乗り物酔い薬などにもカフェインが配合されています。

摂りすぎ注意

毎日大量にカフェインをとり続けていると、カフェインがきれたときに血管が拡張し、頭痛が起こったりします。そしてまた『カフェインを摂取するとその頭痛は治まるけれど、またきれると頭痛が起こる』といった、中毒になってしまうこともあります。

≪カフェイン離脱頭痛≫頭痛

2週間を超えて、1日200mg以上のカフェイン摂取。
最後の摂取から24時間以内に頭痛出現。
100mgのカフェインにより、1時間以内に軽快。

「お茶や紅茶は胃にやさしいのでのめる」と言う方がいらっしゃいますが、お茶にもコーヒーと同じぐらいのカフェインが含まれているので同じ結果となってしまいます。
ソフトドリンク、栄養ドリンクでもカフェイン入りのものがあります。
では、カフェインを控えたい方は、一体どのような飲み物を飲んだら良いのでしょうか?

「主な飲み物のカフェイン含量」※150ml=コップ1杯程度
種類 カフェイン量
コーヒー(炒り豆・ドリップ) 150ml 100mg
コーヒー(インスタント) 150ml 65mg
コーヒー(エスプレッソ) 40ml 77mg
コーヒー(カップチーノ) 150ml 50mg
コーヒー(ノンカフェイン) 150ml 1mg
玉露 150ml 180mg
抹茶 150ml 48mg
紅茶 150ml 30mg
せん茶 150ml 30mg
ほうじ茶1杯 150ml 30mg
ウーロン茶 150ml 30mg
番茶 150ml 15mg
玄米茶 150ml 15mg
麦茶・黒豆茶・杜仲茶・ルイボス茶など 150ml 0mg
ホットココア 150ml 50mg
コーラ 350ml 34mg
コーラ(ダイエット) 350ml 45mg
栄養ドリンク(カフェイン入り) 100ml 50mg
板チョコレート 50g 20mg

* * * * *

頭をすっきりさせるのにカフェインは有効ですが、摂りすぎていないか見直してみると良いかもしれません。現在は『ノンカフェイン飲料(コーヒー、お茶など)』も発売されていますので、カフェイン量が心配な方はこういったカフェインレス商品の利用もひとつの方法ですね。

それでは本日もよろしくお願いいたします。

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