おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【テクノロジー】
「ダイソーが1冊85円から「DAISOブックス」電子書籍進出」
100円ショップ「ザ・ダイソー」を展開する大創産業と子会社の大創出版は、iOS向け低価格電子書籍アプリのシリーズ「DAISOブックス」を発表しました。第1弾として6月18日から「平清盛」「源頼朝」「高島易断総本部歴書館編纂運勢暦」の3アプリをApp Storeで配信しています。Android版も販売しておりそれぞれ価格は99円となっています。
ザ・ダイソーで販売している人気の書籍を電子化しました。ページの拡大縮小や検索、ブックマークなどに対応するほか、お絵かき機能で本に書きこみを加えるといったこともできます。運勢暦の本には九星を自動算出してくれる機能を組みこむなど、コンテンツに合わせて電子書籍ならではの追加機能も盛りこんでいます。
コンテンツ開発にはバンダイナムコゲームスが協力しました。今後も幅広いユーザーに向け電子書籍アプリのラインアップを追加していく予定というとの事です。
【地域】
「全国で2校目「株式会社立」小学校開設へ」
群馬県玉村町は、同町飯塚の私塾「フェリーチェインターナショナルスクール」(田村正幸校長)から株式会社が経営する小学校設置の要望を受け、町に教育特区検討委員会(委員長・横堀憲司副町長)を置き国への特区申請の可否について検討を始めました。
来春の開校を計画しており、実現すれば県内では初めてで全国でも2例目の株式会社立の小学校となります。
同スクール小学部は2か国語を操る人材の育成を目指し2009年に開設しました。国語など一部の教科以外を英語で教えており、本県に加え埼玉、栃木両県から1~4年生の計38人が通っています。
校舎や校地の自己所有などの要件を満たしていないため、学校法人の認可は得ておらず児童は居住地の公立小学校にも在籍。扱い上は「不登校」となっています。保護者は自分の子供が居住地の小学校で出席扱いとならないことを理解した上で、教育環境などを理由に同スクールに通わせています。
特区に関する法律では、町が教育特区の認定を受ければ特例により地域内で株式会社の学校設置を認めています。同スクールは現在有限会社の法人格を近く学校設立に必要な株式会社に改組します。1学年の定員20人での開校を目指して町に10月の特区申請、今年度内の学校設置の認可を要請しています。
町は今後、株式会社立の学校設置に関する認可基準を策定、認可後も定期的に運営状況を評価する枠組みを作ったうえで、特区申請の可否を判断するという事です。
同スクールの田村校長は「認められれば、児童の不登校状態が解消され保護者の安心につながる」としています。玉村町経営企画課は「学びのニーズの多様化に応えられ、進路の選択肢の多様化も図ることができる」としています。
文科省によると全国には4月現在で株式会社立高校が21校あるが、小中学校では相模原市の「LCA国際小学校」のみとなっています。
【地域】
「豊橋のゾウ「アーシャー」に功労賞」
愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園で飼育しているアジアゾウの「アーシャー」(雌、推定35歳)が、日本動物愛護協会(本部・東京、中川志郎理事長)の第4回日本動物大賞で功労動物賞を受賞しました。
アーシャーは昨年9月「ダーナ」との間に雌の赤ちゃん「マーラ」を出産しました。国内でのアジアゾウの出産としては4例目という快挙を最高齢で成し遂げたことが認められました。審査委員長の映画監督羽仁進さんは「ゾウの出産は大変なこと。動物園の限られた面積の中で努力されたのは敬服の至りです」と評価しました。表彰式は18日に行われました。日本動物大賞は同協会が2008年に創設し、功労動物賞は大賞に次ぐ賞で4件の応募の中から選ばれました。
アーシャーは09年10月繁殖を目的として東京・上野動物園からやって来ました。出産後も元気いっぱいで動植物公園では「次の妊娠もきっと大丈夫」と期待しています。
一方、生まれた時の体重が90・5キロだったマーラは396・5キロに成長しています。おてんば盛りで、わざと飼育係員の言うことを聞かず、困らせることもあるという事です。動植物公園の菅沼靖久事務長は「とても名誉なこと。仲良しのアジアゾウ夫婦、やんちゃなマーラの姿を見ると、気持ちが優しくなります」と話していました。