おはようございます。管理発注スタッフ玉田です。
本日のニュースです。
【環境】
「熱中症患者が4割増」
総務省消防庁は20日、11~20日、11~17日に全国で搬送された熱中症の患者数(速報値)は6695人だったと発表した。
先週(4~10日)の4862人より4割近く増えた。「夏の暑さは思った以上にダメージが大きい。十分な休養を」と注意を呼び掛けている。
都道府県別では、東京都が617人で最も多く、埼玉県528人、愛知県376人、千葉県352人に続いた。
同庁が統計を取り始めた5月30日以降の搬送車は今月17日で2万人を超えた。昨年の2万人越えは7月31日(統計開始は5月31日)で2週間ほど早いとの事。
【芸術】
「空海と密教美術展」
※国宝・帝釈天騎象像
平安時代初期、日本に真言密教をもたらした高僧、空海の精神を伝える名峰を集めた「空海と密教美術展」が20日、東京・上野の東京国立博物館で始まった。
空海が生きた時代とその思想的な息吹を色濃くとどめる平安時代前期に焦点を絞り、二和寺、醍醐寺、金剛峯寺、東寺、善通寺、神護寺などに伝えられた約100件の宝物を通じて、空海の思想世界と密教美術を一堂に紹介する。史上初めて8体出品される京都・東寺講堂の仏像群による「仏像曼荼羅(まんだら)」や現存する日本最古の「両界曼荼羅図」など、出品作品の98.9%が国宝、重要文化財で構成されている。
会 場 : 東京国立博物館
時 間 : 午前9時半~午後5時。
入場料 : 一般1500円/大学生1200円/高校生900円/中学生以下無料。
休 館 : 月曜日(8月15日・9月19日は閉館)
期 間 : 9月25日まで
【テクノロジー】
「東京工業大の発明」
東京工業大学の細野秀雄教授(57)が発明し、高精細な次世代の液晶ディスプレー実用化のカギを握るとされる新しい半導体について、基本特許を持つ科学技術振興機構は20日、世界トップのディスプレーメーカーである韓国サムスン電子に特許使用を認める契約を同社と結んだ。
新しい半導体は高性能の薄膜トランジスターで、従来のアモルファス半導体に比べ電子移動の速さが10~20倍になり、約10倍の高解像度火が可能。高精細な大型液晶ディスプレーをはじめ、スマートフォン(高機能携帯電話)などへの応用が期待され、同社は1~2年後の商品化を目指すとの事。
文部科学省などによると、大学の研究成果に伴う特許収入のトップは、赤崎勇・名古屋大特別教授らが開発した青色発光ダイオードの56億円。ディスプレー産業の市場規模は10兆円にのぼり、同機構は「細野教授の半導体もこれに匹敵する特許収入になる可能性がある」と期待している。