おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【サイエンス】
「宇宙アサガオ、異常早咲き 京産大付属高の3世代目」
宇宙空間を旅した種子から育った、京都産業大付属高(京都市下京区)の「宇宙アサガオ」が、通常は夏至以降とされる開花時期より大幅に早く、10日に咲き始めたことが、12日に分かりました。帰還2世代目は異常に多くの花をつけたことが確認されており、開花したのは3世代目にあたるアサガオです。同高は、宇宙放射線の影響を裏付ける事象だとみて、さらに研究を進めるそうです。
アサガオは夜が長くなっていくのを感知して花芽をつける「短日植物」で、日照時間が日々短くなっていく夏至以降に開花します。
昨年夏、2世代目は1株当たり300個以上の花をつける突然変異が確認されています。生物部顧問の米澤信道教諭は、DNAの塩基配列が変わった可能性があると分析しています。
【海外】
「ゴーギャン絵画3億で購入」
愛知県は19世紀後半のフランス後期印象派を代表する画家ゴーギャンの油彩画「海岸の岩/木靴職人」を2億9800万円で購入することを決定いたしました。1枚のキャンバスの表裏に描かれた珍しい作品で、9月28日から県美術館(名古屋市東区)で展示する予定です。
縦49センチ、横58センチで1888年に制作されたこの作品は、同時期の制作ににもかかわらず、横長の「海岸の岩」は波の動きなど素早い筆致を伴う印象派の手法が見られ、もう一方の縦長の「木靴職人」は主題を画面端に置く斬新な構図で、浮世絵などの影響が感じられるそうです。印象派から脱却し、新たな様式を確立する直前の作品として希少性が高いとの事です。
【IT】
「伝説のマシン-アップル1-を競売に」
スティーブ・ジョブズ氏らが米電子機器大手アップルを創業した1976年に開発、発売した小型コンピューター「アップル1」が今月15日、ニューヨークの競売大手サザビーズで競売にかけられます。現在でも使用可能な状態で保存されています。
現在の「マッキントッシュ」の原型で、パソコンが広く普及する源流になった「伝説のマシン」の競売は、マックファンらの大きな注目を集めています。
マザーボード、データを読み書きするカセット用周辺機器、マニュアルのセットで、落札予想価格は12万~18万ドル(950万~1430万円)。モニター、キーボードは付属していません。
サザビーズによると、ジョブズ氏と共同創業者のウォズニアック氏が開発したアップル1は50台弱が現存し、うち使用可能なのは6台で、当時の小売価格は666・66ドルだったそうです。
それでは本日も一日よろしくお願いします。