おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【文化】
「知覧特攻隊員の遺品、世界記憶遺産に申請へ」
鹿児島県南九州市は、市内の知覧(ちらん)特攻平和会館が収蔵する特攻隊員の遺書や手紙について、ユネスコの世界記憶遺産への登録を目指して申請の準備に入ると発表しました。目標は2015年5月以降の登録との事です。
平和会館は、知覧の旧陸軍特攻基地などから出撃、戦死した特攻隊員1036人を慰霊し、遺品などを展示しています。収蔵する約1万3千点のうち隊員直筆の遺書や手紙、日記、手帳など2390点の登録を目指しています。専門家のアドバイスを受けながら絞り込み、来年3月に申請する予定です。
記憶遺産登録への挑戦は昨秋、特攻隊員に関する著作を出した人から提案がありました。国内初登録となった山本作兵衛の炭鉱画などを申請した福岡県田川市や文化庁と相談して決められました。霜出(しもいで)勘平市長は「登録されれば、これまで以上に特攻隊員の供養になり、平和情報の発信がより大きなものになる」と期待しています。
【サイエンス】
「最も遠い銀河、記録更新「宇宙の夜明け」解明に前進」
国立天文台と総合研究大学院大などの研究チームは、すばる望遠鏡(米ハワイ島)などを使いこれまでで最も遠い129.1億光年先の銀河を観測し、同望遠鏡が持つ最遠方銀河の記録を約40万光年更新したと発表しました。
論文は近く、米天文学誌アストロフィジカル・ジャーナルに掲載されます。
129.1億光年先の銀河を観測することは、宇宙が約137億年前のビッグバンで誕生してから8億年後の姿を見ることを意味しています。この時期には、新たに生まれた星や銀河が発する紫外線のエネルギーで、水素原子が電子を放出(電離)する「宇宙の夜明け」と呼ばれる現象があったと推測されており、初期宇宙の姿や銀河形成の解明につながると期待されています。
【経済】
「ガリガリ君、ロボットに変身「ガリロボ君」発売」
タカラトミーは、変身ロボット玩具「トランスフォーマー」シリーズから「ガリロボ君」を6月30日に発売されます。
赤城乳業の人気アイス「ガリガリ君」とのコラボ商品で四角い棒アイスの形を組み替えると、ガリガリ君の顔をしたロボットになります。
アイス棒が剣になり、赤城乳業の地元・埼玉県の形をした盾を手に、敵を凍らせて戦うというキャラクター設定です。プラスチック製で本体60g、料金は1890円税込みとなっております。
それでは本日も一日よろしくお願いします。