「トイレは白」
確かにその印象は強いです。これはそもそもなぜでしょう?
All Aboutによれば、一般の購入者は「どんなトイレや家にも合うからということで、白系統(パステル系含めて)を選んでいる」との解答。
また、病院や介護施設などでは、「患者さんや施設入居者の健康管理のため、看護師や介助者が便をチェックすることがあるので、白い便器の方が健康状態がわかりやすい」との結果が出たとのことです。
最近では、インテリアとしてのデザイン性の高いトイレを求めたり、浴槽の色と合わせるという傾向もあり、便器の色にもこだわりがみえます。
たとえば、TOTOでは、ナチュラルモダンなベージュ、自然を想起させるブラウンなどがあり、さらにかわいらしいパステルピンク、清潔なホワイトグレー、都会的なハーベストベージュ、清涼感のあるソフトブルーなどがあります。
また、INAXでも、ピュアホワイト、オフホワイト、ピンク、ブルーグレー、アイボリー、サンドベージュ、フォググリーンなどの豊富な色が出ています。
便座の色によって、きっと気分も変わるのではないでしょうか。
また、風水的な効果を謳うケースもあります。
北はピンクやオレンジなどの暖色系で統一。
東北は白で統一。東は白やピンクや青や赤。
東南はオレンジやピンクなどの花柄模様が吉。
南はグリーンを基本に白やブルーでさわやかになどなど。
また、白は汚れが目立ってしまうという現実的な問題があります。色付きの便器では日常の汚れが目立たないという効用もあります。気分転換と機能的な利点を考慮して、ぜひとも色付きのトイレを検討してみてはいかがでしょうか。