給湯器の元はガスであり、そのプロパンガスが出なくなるケースが一番多いようです。
ガスメーターが何らかの理由でガスの供給をストップしていたり、複数の蛇口で使用している場合、急激に使用率が上がると、ガスの供給が間に合わず出なくなることも。
また、お湯が出なくなる原因の一つに凍結があります。機器や配管の中の水が凍結し、詰まってお湯が出なくなったり破損したりといった現象で、寒い地域だけでなく、比較的温暖な地域でも起こります。
さらに、水道管や水栓バルブの不具合。一か所でお湯が出ない、あるいはぬるいままで設定温度にならない等の場合、水栓の不具合である可能性が高まります。
最後に、給湯器そのものの不具合や故障。
代表的なものでは、給湯器の錆つきというものがあります。
一般的に給湯器につながる水道管にはストレーナーというフィルターが装着されています。このフィルターによって異物が入る事を防いでいるわけですが、そのストレーナーに少しずつ、少しずつさびの固まりが溜まっていき、水の出を少しずつ悪くしていくというものです。
給水管が鉄管になっている昔ながらの住宅・アパート等で発生する事が多いです。給湯器の不具合の場合、全ての蛇口で同様の症状が起こるでしょう。 次回は、これらの症状はどこを見れば判断できるか、というチェックポイントをご紹介します。