現在、リンナイやノーリツといった給湯器メーカーが発売している給湯器のほとんどが、「オート」もしくは「フルオート」と呼ばれる機能つきのものとなっています。
こちらの違いを簡単に説明いたします。
「オート」「フルオート」は、いくつかの給湯器の機能の総称のようなものです。
「オート」
給湯器のボタンを押すと、まず空の浴槽に対し、設定温度で湯をはります。
そして、設定水位にかかると自動でお湯を出すのを止め、追い炊きと保温を行います。
熱いお湯が上に来て冷たい水が下にくる、などということのないよう、自動で撹拌も行ってくれます。
それに加えて「フルオート」では、設定水位より低くなると自動で足し湯をします。
人が入ると体温で少し水温がぬるくなりますので、設定温度になるまで追い炊きをしたり、排水時に配管の清掃までも行います。
メーカー販売価格は、同じ号数でもフルオートの方が2~3万円ほど値段が高くなります。
また、フルオートの場合、自動でお湯を足すため、経済的な面ではオートの方に若干ですが分があります。
一方エコジョーズは、その名の通りガス代や排気効率を上げた「エコ」な比較的新型の給湯器です。
仕組みとしては、従来の給湯器の配管を伸長し、お湯を温めた時の排気を当てます。それによって温められた配管を、水が通る事によってお湯となります。これによって、光熱費のコストは年間で10%ほど削減する事ができます。ただ、メーカーの販売価格では、通常給湯器との価格差が号数によっては7~8万円ほど発生しています。給湯器の寿命は10年ほどですので、長い目で月々の家計の低さをとるか、初期の費用をとるかは迷うところかもしれません。
必要号数や設置可能な場所、といった最低限の条件で選んだ中から、足し湯の利便性と経済面を天秤にかけ、最適なものを選びましょう。もし不安が残る場合には、日本水道センター(0120-506-123)日本水道センター(0120-506-123)にご連絡ください。いつでもご相談をお受けいたします。