こんにちは。コールセンター片倉です。3月も終わりに近づきつつあります。一昨日は驚きの雪でしたが、昨日からは春の暖かさを取り戻していますね。
さて今回のテーマですが、「節水時もトイレで悩まない!災害に備えたトイレ交換」でお送りしたいと思います。2011年に起こった「東日本大震災」。交通や物量などに大きな打撃を与え、パニックとなりました。被災の影響で断水となった地域も多く、改善が急務とされたのが「トイレ」です。普段はあまり意識しませんが、日ごろから災害を想定した備えをしておきましょう。それでは今回もどうぞよろしくお願い致します。
【 今から備えておく!災害時のトイレ対応 】
災害時においては以下の事態が想定されます。
★電気が止まる
タンクレスだと本体の電源が切れてしまうため、リモコンが利かなくなります。そのため、自動での洗浄は不可ですが、バケツの水などで流すことはできます。タンクが付いていれば普段どおり水を流すことができます。洗浄において電気の影響は受けません。
★水が止まる
お風呂などに貯水してあれば、タンクの有無にかかわらずに流すことができますし、タンクが付いている場合はタンク内の水がなくなるまでは通常通り使うことができます。一回につき8リットルから10リットルほど流すのが目安です。
現在、トイレのタイプはタンクの有無で大きく2つに分けることができます。タンクがあれば洗浄用に貯水しておくことができますが、タンクレスはそれができず都度手作業で水を流さなくてはなりません。設備の追加などでタンクレスでも停電中に水を流すことができるようになるそうですが、災害時を想定すると、タンクがあるほうが停電による干渉がないため若干有利なように思えます。
また、旧式よりも現在のタイプの方が洗浄に使用する水の量が少ないため、災害時の水の使用量を考えると新しいタイプにトイレ交換しておくのも良いかも知れません。