こんにちは。コールセンター片倉です。今日は「冬場に発生しやすいトイレの事故」というタイトルのブログです。2月中旬となりましたが、まだまだ寒い日があります。そんな時期に気を付けるべき事をお伝えしたいと思います。今回もどうぞよろしくお願い致します。
冬場はトイレのトラブルが発生しやすくなる時期です。 それは単なる故障ではなく、 まさに「事故」といってもよいような深刻なものであり、きちんと予防しておく必要があります。 ここで簡単にご紹介いたします。
【 特に高血圧の方が注意するべきこと 】
冬場のトイレ内は非常に室温が低いです。布団に入っていたり、こたつや暖房で体温が高い状態から急にトイレに入ると、寒さにさらされた体の血管が収縮し、血圧が上昇し、脳卒中や急性の高血圧症などの危険な症状を引き起こす事があります。これをヒートショックと呼びます。
朝に最も血圧が高くなる体質の方など、注意がおろそかになりがちになる事が多く、毎年冬の朝にトイレで倒れる方が多くいらっしゃいます。 予防法として最も一般的なのは、トイレの室温を高く保つこと、つまりは暖房の設置です。高齢の方で、古いトイレを利用されている方もまだまだ多くいらっしゃいます。もし高血圧との診断を下された場合は、暖房便座付きトイレへの交換を検討するべき時期かもしれません。
もう一つ注意です。たとえ最新型のトイレであっても、温水洗浄便座機能の「節電」をオンにしていると、便座を温める機能も止まってしまうことがあります。冬場は節電機能をオフにするなど、細かい所にも気を配りましょう。
今回はトイレ自体の故障というよりは、利用する側の事故についての記事とさせていただきました。ヒートショックという言葉は、トイレだけでなくお風呂でもよく使われる言葉です。急な温度差が原因となりますので、そうならないようにすることが必要です。
私たち日本水道センターができることとしましては、暖房を備えた便座を設置することが挙げられます。便座があったかいだけで、トイレの快適度合いもだいぶ変わってきます。交換のご用命は、是非当社へお願い致します。